夜寝る前に機械を装着していただき、睡眠時の呼吸の状態、血液酸素飽和度(血液中に酸素がどの程度含まれているか)などを調べる検査です。自宅に携帯型の機械を持ち帰り、就寝前に鼻と指にセンサを、腰に機械を装着して寝ていただきます。
検査機器を自宅に持ち帰って行う検査です。手指や鼻にセンサーを付けて眠っていただきます。睡眠中の血液中の酸素の量、いびきや無呼吸の回数などを調べます。
終夜睡眠ポリグラフ検査(ポリソムノグラフィー;PSG)と言われるもので、頭の皮膚、あご、胸部、指、胸に電極を付けさせていただき、睡眠中の脳波、血液中の酸素の量、心電図、気管内の空気の流れ、眼やあごの筋肉の動き、胸部や腹部の動きなどを観察し、眠りの深さや呼吸の状態を総合的に検査します。
呼吸が止まったり、浅くなったりする回数(無呼吸低呼吸指数;AHI)が1時間に5回以上増加すると睡眠時無呼吸症候群と診断されます。
睡眠時無呼吸症候群を持つ患者様では睡眠中の低酸素や日中の眠気などによるストレスのために、高血圧、脳卒中、心筋梗塞などの虚血性肺疾患の発生を増加させます。糖尿病、高脂血症もしばしば合併します。これらの合併症により、突然死される患者様もおられます。
睡眠時無呼吸症候群を持つ患者様では睡眠中の低酸素や日中の眠気などによるストレスのために、高血圧、脳卒中、心筋梗塞などの虚血性肺疾患の発生を増加させます。糖尿病、高脂血症もしばしば合併します。これらの合併症により、突然死される患者様もおられます。
起床後にご自身で機器を取り外していただきます。機器の返却のために来院していただくか、宅配便のご利用も可能です(宅配便は当院にて準備します)。就寝している間が検査時間になります。検査当日の来院の際は機器の取り扱いの説明に約10分かかります。
午後6時半頃にお部屋で機器を装着させていただきます。装着時間に1時間程かかります。翌朝6時頃に機器を外して帰宅となります。就寝している間が検査時間になります。