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心肺運動負荷試験(CPX)検査

心肺運動負荷試験(CPX)検査

心肺運動負荷試験(CPX)検査とは?

心電図より狭心症、心筋梗塞などの心疾患の有無や程度、血圧測定より高血圧の有無を判定し心臓の機能を評価します。呼気ガスより酸素をどのくらい吸っているか、そのとき二酸化炭素をどのくらい吐いているかなどを判定し肺の機能を評価します。これらから心臓、肺、筋肉を含めた予備能力を測定し、心不全の程度を評価したり、運動療法を行う際に心臓に負担をかけずに安心して運動を楽しめる運動の強さがわかる検査です。

何がわかるのか?

運動をして心臓に負荷をかけることで現れる胸痛・動悸・息切れなどの症状を再現し、その時の心電図変化と血圧の変化をみて、運動中の心臓の状態を調べることで狭心症や不整脈の診断を行う検査です。

検査時に注意することは?

心電図の電極をしっかりと装着するため、皮脂・角質を消毒用アルコールでふき取ります。消毒用アルコールでかぶれる方は事前にお知らせ下さい。
運動しやすい服装(和装、ワンピース、タイトスカート、細身のズボンなどは不可)でお越しください。
検査時、極端な空腹状態は避けてください。
検査前に食事をされる方は1時間前までに軽く済ませて下さい。

検査時間は?

約30分です。
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