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看護部門

2015年度の取り組み

3月18日(金) 平成27年度自己評価発表

3月18日に、副看護師長による平成27年度自己目標に対する評価のプレゼンテーション発表を行いました。

発表を終えたスタッフのコメントを紹介します。

瀬藤 佳代子(2階HCU)

副師長会にて、平成27年度副師長個人目標評価プレゼンをおこないました。
毎年思うのですが、私のプレゼンは内容が浅い!他の副師長さんたちは病棟をよく分析しているのに・・・と。でも初めに比べれば成長できているかな?

竹川 幸代(2階HCU)

今年度の目標達成のために、常に心に太陽を持ち、実践した一年でした。今年度の反省と課題を意識し、来年度もHCU副師長としての役割が果たせるよう精進していきます。

板倉 真由美(4階)

平成27年度個人目標の評価プレゼンをしました。目標に向かって自分や病棟で取り組んだ事を振り返る良い機会となりました。長くも短くも感じた1年間でした。今年、達成出来なかった点を来年度の課題として取り組んで行きたいと思います。

長谷川 めぐみ(6階)

今年度の自己目標を振り返り発表を行いました。
一つ一つの目標に対して評価を行ったが、達成した目標もあるが、まだまだできていない部分も沢山あった。自分の行ったことを振り返り、まとめることで自己の強みである部分や足りない部分などを確認することが出来ました。
また、他のスタッフの発表を喜聞くことで、他の病棟の取り組みや成果がわかり来年度の目標につなげていきたいと感じました。

牧 美晴(7階)

毎年この時期のプレゼンテーションは、プレッシャーでもありますが、副師長としての自分を振り返るよい機会となっています。達成できたことは素直に喜び、達成できなかったことは原因を分析して次年度の課題とすること。“質の高い看護”のためには何をすべきか考えながら、前に進みたいと思います。

矢伝 淳香(7階)

平成27年度の個人目標について評価をプレゼンしました。毎年、他の副師長さんたちのプレゼンを聴けるのはとても楽しみな反面、今年は何ができたんだろうと、あまり進歩のない自分が見えてきて反省しきりです。来年度は胸を張って発表できるよう取り組んでいきたいと思います。

増 由紀子(8階)

27年度に立てた課題についての振り返りをパワーポイントを使い、発表しました。可視化することで、課題を再確認することができ、良かった点、改善すべき点がみえてきたように思います。勤務病棟が変わり立場も代わったので今後の業務に活用出来るよう頑張ります。

西岡 直美(外来)

毎年の自己評価のプレゼンは、いつも他の副師長さんたちの熱い思いが伝わって、楽しみである反面、自分の未熟さを思い知らされます。いい刺激をうけ、自分の不足していた点、課題も確認でき、前向きに今後に活かしていきたいと思います。

打越 恵子(外来)

毎年各副師長様方の評価を聞いて頑張っている事を感じ、自分も改めて頑張らなければと刺激を受けます。自分と自部署の目標をかみ合わせられる評価を心掛けたいと思います。


2月6日(土) 第14回日本フットケア学会年次学術集会

演題名:療養病棟でのフットケアの取り組み~病棟看護師フットケアチームでの足回診の試み~

「歩行を守る」をテーマに今年度のフットケア年次学術集会が開催されました。私達は療養病棟でフットケアに取り組んできた結果を発表しました。フットケア学会の参加は初めてとなりますが、フットケアと言っても奥深く、創傷管理から栄養に至るまで、多くの知識を得ることができました。日本における糖尿病患者は1000万人を超え、足潰瘍の方も急増しています。フットケアにもっと多くの職員が関心を持って取り組んでいくことができればと改めて感じた学会でした。

4階病棟 西島 澄子


2月5日(金) ラダーⅡb 「リーダーシップとしての取り組み」発表

2月5日にラダーⅡbの「リーダーシップとしての取り組み」の発表がありました。
HCU4名、7階病棟2名、8階病棟1名が、今年度病棟内での取り組みについて発表がありました。新人教育にリーダーとして携わる取り組み、院内QC発表にむけての取り組み、栄養指導件数upへの取り組みと色々な発表がありました。

取り組みが上手くいった人、取り組みを継続している人、新たに課題を発見した人と様々だったが、今回の取り組みを振り返り、資料を作成することで学ぶことがあったと思います。

プレゼン用スライドは見やすく分かりやすい人もいれば、字が多く強調したい部分のみを表示するなど工夫が必要な人もいたが、色々なプレゼン方法を見て刺激になったのではないでしょうか。

ラダーⅡb発表を終えたスタッフのコメントを紹介します。

石藏 めぐみ(2階HCU)

リーダーシップ、病棟での取り組み

今回の発表のために、ここ1年での取り組みを振り返ることができ、また、学びを再認識できる、良いきっかけになりました。人材育成の難しさ、リーダーシップの難しさを実感したHCUでの体験。今までの学びを活かし、今後も学びを増やし、自分らしい人材育成を今後も行っていけたらと思っています。

米本 真弓(2階HCU)

リーダーシップ~病棟での取り組み~

今回はQC活動でのリーダーシップについて発表を行い、私もリーダーシップをしていたことに気が付いたと共に自信に繋がりました。また、他のスタッフの発表を聞くことで自分とは違うリーダーシップの関わり方を学び、今後の病棟での関わり方に活かしたいと思います。

河崎 佑里香(2階HCU)

今回発表の機会を設けてくださった事で、自分の傾向を見つめ振り返る事ができました。新卒で当病院に就職し、新人からリーダー役割まで様々な経験をさせていただき、看護師としても人としても成長できる環境にいたと思います。又、皆の発表を聞き、同じ悩みや課題を持っている事も知り、関わりや取り組み方等、勉強になりました。

柴原 真希(2階HCU)

ラダーⅡb 病棟での取り組み

大勢の前での発表はとても緊張しましたが、自身の関わりを振り返る貴重な場となりました。他スタッフの発表を聞くことで、同じレベルの方たちが持つ悩みや意見を共有できました。今後も今回の経験を活かし、病棟での役割を果たせるよう努めたいです。

高野 登紀子(7階)

プリセプターを通じて学んだこと

今回の発表を通じてプリセプティ―とどのように関わると良いか対人関係について振り返る事ができました。人材育成を行うには自分が相手にどのように関わっていこうと思っているのか、相手にどのように成長してほしいのか、また、相手もどのように成長したいのか確認するなどコミュニケーションが大切だったと思います。今回の学びを通して今後もコミュニケーション能力を高めてより良い対人関係を作っていきたいと思います。

向井 直美(7階)

今回の発表でリーダーシップ・人材育成について振り返り見直す機会を頂き、1人の人材を育てる難しさや関わりには何が必要か、そして自分に不足している事は何かを学ぶ事が出来ました。また初めてパワーポイントを使用しての資料の作成・発表をし自分の思いを分かりやすく資料作成、発表をする難しさを経験させて頂きました。
貴重なご意見、ご指導を頂き、これらの学びを今後の業務に活かしていきたいと思います。

向井 由紀子(8階)

ラダーⅡbの発表を終えて

栄養指導件数増加にむけてのリーダーシップについて発表をしました。久しぶりの資料作りに戸惑いましたが、開始時期・数字など栄養部の方と連絡を取り協力いただきなんとか資料を完成。当日、発表内容にリーダーシップを発揮した場面がやや足りず質問にて答える形となりました。もっとリーダーシップの部分をアピールする形を取ればもっとわかりやすかったかなと少し反省。しかし栄養指導件数の数の推移を見ていくとやったことが数字となり現れるため、励みとなりましたし、今後も継続して行きたいと思います。


2月2日(火) 節分の豆まき会

一日早い節分の豆まき会を行いました。子ども達が製作した鬼の面を飾り、

  ♪「鬼は~外     
       福は~うち!!」♪

の練習をし、万全の態勢で鬼退治に挑むはずだったのですが・・・。
突然の赤鬼登場で子ども達は大パニック!
泣き虫・わがまま虫・よわ虫を退治した後はホッとし、豆を拾い笑顔で一年の無事を祈りました。


1月8日(金) はあと保育園 新年会

あけまして おめでとうございます!と元気なあいさつが響き渡り和やかな空気に包まれ新しい年が始まりました。
新年会では、かるた取りや音楽に合わせたゲームで遊び、冬の童謡を唄いました。
今年も子どもたちと一緒にさまざまなことを感じ、考え、思いに寄り添っていきたいと思います。

本年もどうぞよろしくお願い致します。


1月8日(金) 実践能力段階別研修 ラダーⅡa発表

1月8日に看護部実践能力段階別研修を行いました。
段階別レベルⅡa研修は6月に「メンバーシップについて」、9月に「看護観 事例展開/看護介入について」の研修を終え、それぞれが行った看護介入からの学びを発表しました。

それぞれ違う疾患、事例であり、学びや振り返りがあった。他病棟の事例を聞くことで、他者の看護観や看護内容を知ることができる良い機会であったと思います。
自分の看護観や看護介入を文字で表し、他者へ伝えることで気づくこともあったと思います。今後も振り返りを継続していき、良い看護に結び付けてもらいたいと思います。

クリティカルラダーⅡa発表を終えたスタッフのコメントを紹介します。

西田 慎亮(2階)

発表のテーマ プラスのストローク

今回看護学校以来の発表でしたが、久しぶりに味わいたくない緊張感が味わえました。しかし同僚の看護観を聞き、同じ職場ではないですが、日々の成長を感じると共にその頑張りが自分自身の刺激にもなりました。今回の発表内容・同僚の看護観などの学びを糧にしてこれからも頑張っていきたいです。

新木 麻以(2階)

今回の研修では自らの看護観を振り返り、一患者と深く関わり、患者の個別性を考えた看護を実践していきました。しかし、思うように患者からの反応が見られず、自分の行っている看護が患者のニーズにあっているのか悩むこともあり、集中治療室という特殊な環境下で患者の思いに寄り添いながら看護を行っていくことの難しさを改めて感じました。
日々の業務の中で、自分の看護観を振り返る機会はとても貴重であり、今回の学びを通して今後の看護実践に活かしていきたいと思います。

西川 菜摘(7階)

初めて事例発表を行い、今までの反省、また今後の課題を見出すことができた。また他の方の発表を聞いて、聞く人が分かり易いようにすること、聞く人が興味を持てるような発表をすることで、より相手にも自分の伝えたいことが伝わりやすくなるのではないかと感じた。自分の看護観、今までの看護の振り返りを文章化することで整理でき、今後の課題に繋げることができたのではないかと思う。

野志 明子(7階)

私の目指す看護観「患者と共に喜び、共に悲しめる」よう関係性を築く。を、事例を通して繋げていきたいと思った。
慢性心不全の末期の看護ケアは症状緩和、積極的治療、患者・家族のメンタルケアの三面を並行的にしていく必要がある。その為に看護師は積極的な患者・家族・医師とのコミュニケーションは必要不可欠であり、高齢者の慢性心不全は末期に移行しやすいことを理解したうえで目標を明確にしケアを行っていく必要がある。
日頃業務の忙しい中でゆっくりコミュニケーションをとるのは難しいが、チームで協力し工夫して本人や家族とのコミュニケーションの時間をとっていく。そして共に喜び、共に悲しめるような信頼関係を築き患者・家族が安心した入院生活を送れるよう援助していきたい。
今後も日頃から人間のありようについて関心をもち、感受性や想像力などを養っていけるよう自分から積極的にコミュニケーションを取っていきたいと思う。

西森 猛(7階)

今回の事例発表を通して自分の行った看護を振り返る事の大切さを学んだ。自分の行った看護の中で「大丈夫かな」と思いながらでも日々の忙しい業務の中でそのままになっていることもある。忙しい中でも自分を振り返り自分の欠点や足りない部分を見出し、日々成長していきたいと思う

金城 善哉(7階)

今回の発表を振りかえると患者の生活指導について関わったが指導の際には把握することができなかった点を事例検討にて振り返る事で今後の課題をしっかり見出すことができた。今回発表から得た課題を今後の看護展開時に活かしていきたい。


12月25日(金) はあと保育園 クリスマス会

園児たちは、毎日クリスマスの歌を唄いクリスマス会の日を楽しみにしていました。
部屋を真っ暗にし、全員で“3・2・1”のかけ声でツリーはキラキラに変身 “きれ~い”と目を輝かせる園児たち。
クリスマスソングを唄いクリスマスの絵本を見てゲームで遊びました。
いよいよ大きな白い布袋を持ったサンタさんが登場!!園児たちの“ウワ~”っと言う歓声が響き渡り、開いたカードと同じ絵のプレゼントをサンタさんからもらいました。
みんなで楽しい時間をすごしました。

今年のクリスマスの給食メニューです。


12月3日(木)、10日(木) 医療の改善活動 院内発表会

12月3日(木)、10日(木)二日間にわたり活動の発表を行いました。
看護部発表者の感想を紹介します。

「診療材料見直しでびっくりぽんや!」/4階病棟に朝が来た

アメーバ経営管理手法が導入され、物品一つ一つに想像以上のお金がかかっていることを知り、普段使う物に対して意識するようになりました。業務に影響なく、患者様に支障をきたさないよう、どのような方法で経費削減・節約ができるか検討したところ、療養病棟での感染性医療廃棄物の使用量は一般病棟の約2倍であることが分かりました。そこで、ポスターを作成し分別しやすくして感染性医療廃棄物の削減や診療材料の見直しをし、経費削減に努めました。今回の取り組みによって、スタッフのコスト意識が高まったことから、今後も看護の質を落とさずコスト削減を定着化させていきたいと思います。

療養病棟に新人看護師がやってきた!~初めてのローテーション研修を実施して~
/46ルーティン

平成27年度4月から新人看護師ローテーション研修が当院で初めて開始されることとなりました。これまで新人看護師は、配属された部署毎で教育を実施していました。しかし、療養病棟には新人看護師が配属されることがなかったため不安がありました。
今回、新人ローテーション研修を実施するにあたり①新人看護師と指導者の両者の不安や負担を最小限にする。②取り組みを振り返り今後の療養病棟での新人ローテーション研修を実施する為の体制作りに繋げること、を目的として取り組みを行い発表させていただきました。
この取り組みを行うことで、新人看護師の意見から実際に研修に関わった看護師の意見をたくさん聞くことができ目的を達成することが出来ました。 今後は、スタッフ全員が新人看護師を皆で育てるという「共通認識」を持てるような環境作りを目指し、2病棟ある療養病棟間での新人研修のルーティン化を進めていきたいと考えます。

地域包括ケア病床 在宅につなげる60日間~安心してください。帰れますよ!~
/とにかく明るい包括

今回の発表で地域包括ケア病床の意義や、退院までの在宅復帰に向けた支援活動を知ってもらえたら嬉しいです。
超高齢化社会に伴い、高齢世帯・独居世帯の増加で自宅療養が困難となるケースが確実に増えています。地域包括ケア病床が開設され、この取り組みを通じて在宅での療養継続が可能となるよう各職種のスタッフが、それぞれ持っている情報を共有することで支援の質の向上とスムーズな連携を目指してきました。しかし現在も包括病床から退院されて、短期間で再入院される方は多く、自宅訪問での退院前評価や、試験外泊の必要性、介護する家族との面談を強化していく必要性を感じます。まだまだ課題も多いため、ケースカンファレンスや勉強会を通じて、病棟スタッフ全員が、退院後も自宅療養継続のために関わっていけるよう意識づけをしていきたいと思います。

「深夜も定時に帰りたい」/超過勤務削減パート2

深夜から日勤への申し送り時間を計測し、その平均値をスタッフに伝えることで短縮化することを意識付け、申し送り時間は平均20分→15分程度まで短縮できました。また、三則表項目での記録が可能にも関わらず、看護記録にも同じ内容を記録していたこともスタッフに意識づけました。この取り組み以降、徐々に超勤時間が減少することができました。
しかし、申し送りの簡略化による情報漏れなどに対する不安の声が約半数を占めたなどの問題も生じました。
今後は、簡略化による不安意見も考慮しなければなりません。また今回行ったアンケートにより超勤しないように心がけている事、超勤になってしまう理由についての調査もしているので、これらのデータを利用し、超勤削減に取り組んでいきたいと思います。


11月20日(金)~21日(土) 第17回フォーラム「医療の改善活動」全国大会in伊勢

開催場所:伊勢市観光文化会館

HCU看護師 竹川 幸代

今回4年ぶりに「医療の改善活動」全国大会参加の機会を頂きました。来年は伊勢志摩サミットが開催されます。「日本の美しい自然と豊かな文化や伝統」が三重県伊勢市で開催された選択理由だそうです。
全国の病院やグループホームから137題の演題発表がありました。どの施設の発表者も自分の働く病院に誇りと愛情を持ち、患者本位に立った質の向上のために、サービスやホスピタリティーの精神があると感じました。
私は「無駄削減・効率・業務環境」部門において、昨年度院内QC発表で取り組んだ「ベッドサイドケア表リニューアル」を発表しました。講評を励みと反省とし、今後も継続的に業務改善活動を行い、当院のマネジメントに対して「工夫」できる看護師でありたいです。

板倉 真由美

私は、2日目の患者サービスのセッションで『抑制0を目指して~ミトン廃止への取り組み~』の発表をさせて頂きました。
今回のフォーラムでは、137題の演題発表がありました。コメディカルの発表も多く、ビデオを取り入れたものや、見た目のインパクト、アニメーションを屈指した発表など、見せ方の工夫がされたものが多く、とても刺激を受けました。病院内のあらゆる場所で、業務改善の余地があるのだと感じました。今回学んだ事を参考にし、業務改善に役立てていきたいと思います。


11月13日(金) はあと保育園 第2回ミニミニ運動会

2回目のミニミニ運動会のテーマは「日本昔話」おむすびころりん・うさぎとかめ・さるかに合戦を題材に、小さな子共たちは、かけっこやハイハイをし又、ママと一緒にも楽しみました。
今年はパパや祖母の応援もあり皆の笑顔であふれていました。


10月17日(土)~18日(日) 日本看護技術学会 第14回学術集会

学会名:日本看護技術学会 第14回学術集会
会場 :愛媛県松山市 ひめぎんホール

演題①「療養病棟におけるフットケアの取り組み
~病棟内で発足した看護師フットケアチームで足回診を試みて~」
4階病棟 西島 澄子

当院ではフットケア外来で外来患者様のフットケアに取り組んでいます。今回、療養病棟でも、看護師フットケアチームを発足させ、今年の4月から療養病棟に入院されている患者様のフットケアに病棟看護師チームで取り組みを行ってきた経過を発表してきました。入院患者様のフットケアを今後も継続していきたいと思います。

演題②「転倒予防センサー使用による家族・患者・家族・ケア提供者への影響
(第2報)~患者への影響について看護師・介護職の考えを分析して~」
4階病棟 山下 智子

これまで進めている転倒予防センサー(以下センサー)の研究において、センサーを患者の日常生活に合わせた活用をしたい、すべきであると考えている。そこで患者の生活を維持すること、患者の負担を最小限にしたいと考え、昨年、医療法人社団浅ノ川グループの複数施設(7施設)の協力でセンサーの使用状況などについてアンケートを実施、結果を集計、昨年に引き続き第2報として、センサーを使用している看護師及び介護士が患者に与えている影響をどのように捉えているかについて分析、影響側面を抽出その内容を発表してきました。センサーについては患者様にとって安楽で安全にそして安心して療養生活及び治療を提供できるために役立てたいと考え今後も継続していきたいと思っています。


10月1日(木) 7階病棟、8階病棟、HCU 新人コメント

7階病棟、8階病棟、HCUに配属された新人のコメントを紹介します。

7階病棟

楡井 真緒
不安と緊張でいっぱいでしたがとても働きやすい環境で、いつも「大丈夫?」と先輩が声をかけてくださるおかげで少しずつですが仕事にも慣れてきました。これからもっと成長できるように、患者さまに寄り添った看護が提供できるよう頑張っていきます。

近岡 莉央
まだまだ知識や経験の不足、看護の難しさを実感する毎日ですが、先輩方に支えられ少しずつ仕事も覚えることが出来ました。信頼のある看護が出来る様これからもっと成長していきたいです。

今枝 峰子
7階の皆さまには、これまでも暖かく見守っていただき、何も出来ない私にいつも声をかけ励まして下さり感謝の気持ちでいっぱいです。これからは、少しでもチームのお力になれるように、日々努力して頑張っていきます。

8階病棟

稲元 つばさ
病棟に配属して3か月経ちましたが、まだまだ手技やケアについて知識不足なところが沢山あり、日々先輩に支えられています。また、患者さまと楽しくコミュニケーションもとれる機会もあり毎日があっという間に過ぎていきます。これからも頑張って患者さまとの信頼関係を大切にして看護をしていきたいと思います。

福本 真子
まだまだ看護師としての知識や技術が未熟であるため先輩方に教えていただきながら働き、毎日勉強の日々です。また病棟で取り組んでいる朝の30秒スピーチでは、自分の意見や思いを相手に伝える難しさを痛感する機会となっています。今後は、身につけた知識や技術を活かし患者の立場に立ち物事を考え行動できるよう頑張っていきたいです。

HCU

畑森 陽花
毎日が新しい事ばかりで、3か月たっても全然慣れませんが、周りのスタッフの指導のおかげで、1日1日の学びが多く、とても勉強になっています。大変ですが、これからも頑張りたいと思っています。

石田 渉太
1日、1日が速く感じます。毎日が勉強です。先輩方に、たくさんの指導を頂いています。これからも、どんどん経験して、自分らしくできていけたらと思っています。

室田 朋彦
初めはわからない事ばかりで、不安な毎日でしたが、日々、丁寧に時間をかけて教えてもらい、自分が出来る事も増えていき、少しずつ楽しく思えるようになってきました。


9月21日(月) 祝 敬老の日

近年は、写真入りのプレゼントを贈っていましたが、今年は成長の感じられるかわいい手形に、大好きなおじいちゃん、おばあちゃんへ感謝のメッセージを添えて壁飾りを作りプレゼントしました。
プレゼントを喜んでもらえると嬉しいです。


9月19日(土) 各委員会 活動報告

医療安全委員会 活動報告

当委員会は月1回開催です。病棟で難渋するインシデントに関し、委員会で話し合いを行い、対策を協議しています。今年度は与薬のインシデントを起こさない⇒「与薬の6R」の徹底と、患者誤認を起こさないことに重点を置き、各病棟、委員が中心となり活動しています。

口うるさく「指さし呼称を徹底して!」と囁いています。その他、今年度は事例をもとにしたKYTカンファレンスの実施(委員の勉強会)やポケットマニュアルの見直し、一部改正も行いました。

写真はKYTカンファレンス実施時の様子です。

情報委員会 活動報告

看護部のホームページを、タイムリーに更新し当院の情報発信を行い、活気ある看護部のアピールを図りたいと取り組んでいます。

「ハートカフェ」(看護部ブログ)は、昨年11月から「30秒スピーチ」をアップし病棟の朝礼時のスタッフのスピーチも紹介しています。

記録委員会 活動報告

年間目標として

1.電子カルテシステムの見直しとスムーズな運用を図る
  • 電子カルテ記載マニュアルの追加、修正とスタッフへの啓蒙
  • 電子カルテシステムの改善
  • 看護診断の見直し、マスターの追加(精神面のケア、癒し、患者・家族の希望を取り入れた内容に修正)
  • クリニカルパスの見直し、マスターの追加
2.説明責任の果たせる記録を目指す
  • ファーカスチャーティングの勉強会に参加し、記載マニュアルを見直す
  • ファーカスチャーティング記載マニュアルの追加・修正とスタッフへの啓蒙
  • 看護計画を評価・修正・追加し、個別性のある内容にするよう指導する
  • 無駄な記録・重複する記録を減らし、記録の効率化を図る
  • 記録監査を実施し、わかり易く質の高い看護記録を目指す

年間活動計画として

  • フォーカスチャーティングの勉強会に参加
  • 記録委員会内の勉強会
  • 記録内容の充実・改善のための検討と病棟間の統一・病棟スタッフへの周知
  • 記録監査の実施
  • 患者基本情報(アナムネ)の見直し・修正
  • 記録の簡略化
  • 看護診断一覧の作成
  • 略語集の見直し・追加
  • フォーカスマスター・観察項目マスターの作成
看護基準・手順委員会 活動報告

27年度の目標と計画

1.看護手順のリニューアル

  • 看護手順ファイルのページ数が多くなったため、2冊へ分冊する
  • これまでに作成した看護手順の一部改訂

2.看護手順の周知徹底

  • 看護手順「注射・点滴の確認と準備」が正しく実践されているか監査する

9月16日(水) ランチDE糖尿病教室

毎月第三水曜日に外来患者さんを対象に、適正カロリーの食事を召し上がって頂き、その後引き続き、生活指導を行います。入院患者さんも同席し、今回は「糖尿病と心筋梗塞・脳梗塞について」と言うテーマでした。

4回シリーズのテーマ別ですが、次回も参加を希望して帰られた外来患者さんもいらっしゃいました。


9月12日(土)~13日(日) 第19回日本アクセス研究会学術集会・総会

演  題:「開心術後の急性シャント閉塞に対しVAIVTおよびミルキングを施行した一例を経験して」
開催場所:広島国際会議場
HCU看護師 竹川 幸代

本学会は透析医療におけるアクセスの作製・修復技術や管理向上を目的とし、毎年国内外から様々な医師、コメディカルの参加がありアクセスの問題を活発に討議している学会です。私は一般演題の「教育・看護」分野で発表させて頂き、座長や他施設の方の質問やアドバイスから新たな発見や学びがありました。

バスキュラーアクセスは、血液透析患者さんにとっては「命綱」です。バスキュラーアクセスに関するトラブルを未然に防ぎ、長く良い状態で保つために、看護師が日頃から「見て・触れて・聞いて」観察する必要性を再確認できました。

循環器ではない他分野の学会であり、様々な学びが新鮮でした。本学会での学びを今後の看護に活かしていきたいです。
会場は原爆ドームや平和記念公園の敷地内であり、改めて命の尊さを考える事もできた有意義な学会でした。


9月12日(土) 第9回看護実践学会

地場産業センター本館にて開催
4階病棟 看護師 宮下悦子

転棟防止センサーに関するアンケート調査結果を示説にて発表した。

使用患者によって買い揃える必要のないセンサー開発について、会場や場所を変えての質問、内容に関する共感の言葉、開発への期待と激励の言葉をいただき、大いにモチベーションが向上した。学会に参加し発表の機会をいただき感謝したい。


8月24日(月) 新人看護師ローテンション研修ふりかえり

今年就職した新人看護師が、約5ヵ月に及ぶローテーション研修での学びを発表しました。

「一人一人発表するんですか!」「みんな聞きにくるんですか?」と言いながらも頑張って発表用のパワーポイントを一生懸命作成していました。

8月24日当日、緊張の中8名全員が学びや反省、感じたことを堂々と発表しました。新人ならではの気づきや失敗を聞きながらそれぞれが何かしら得ることのできた日々を送っていたのだと思いました。配属部署ではローテーション研修での学びを思い出し頑張ってくれると思います。


8月7日(金) はあと保育園夏祭り

8月7日(金)第2回はあと保育園の夏祭りがやって来ました。
新しいゲームも加わり親子で楽しみました。かわいい浴衣姿や凛々しい甚平姿の子も多く見られ昨年以上に盛り上がりました!


8月3日(土) 看護学生向け就職情報ガイダンスいしかわ

石川県地場産業振興センターで「看護学生向け就職情報ガイダンスいしかわ」が開催され、参加しました。

開催の目的は、夏休み期間中を利用し、石川県内の看護学生および石川県出身の県外看護学生を対象に県内での就業を促進するものです。2017年3月卒業予定の中間学年の看護学生さんに当院を紹介させていただきました。

「循環器病院ってなんだか忙しそうなので、のんびりした私でも大丈夫ですか?」「循環器は興味あるけど難しそう」など素直な気持ちを話してくれる学生さんもいて、当院の理念や教育システム、新人看護師ひとりひとりの個性や特徴に合わせて成長を支援していくことを説明させていただきました。


7月24日(金) トライやる・ワーク(中学生の職場体験)


6月12日(金)~13日(土) 第17回日本医療マネジメント学会学術総会

30秒スピーチの効用:一般個室病棟における表現力・コミュニケーション能力向上にむけて
8階病棟 林香織

6月12~13日、大阪国際会議場で開催された、第17回日本マネジメント学会学術総会にて、『30秒スピーチの効用:一般個室病棟における表現力・コミュニケーション能力向上にむけて』という演題を発表させて頂きました。名村CEO、松井師長の助言・指導のもと、無事に発表を終える事が出来ました。発表後には、「当院でも是非取り入れてみます」という力強い意見もあり、大きな自信と自分自身の成長になったと思います。

学会では京セラ名誉会長(アメーバ経営)の稲盛和夫氏を始め、有名は方々の招待講演、各施設からは1040題もの演題があり、新しく斬新な取り組みなどを学ぶ事が出来ました。この経験や学んだ事を臨床の場で活かしていきたいと思います。


6月4日(木) はあと保育園 春の遠足

今年の春の遠足、雨が心配されました。
2~3日前から、てるてる坊主を作りみんなで晴れになるよう願っていました。

当日はみごとに晴れ!とはいえませんでしたが、雨には合わず、松寺町公園まで歩いて行ってきました。
公園では、ジャングルジムや、スプリング遊具を使ったり小さな山をかけ登ったり下りたりして、皆で元気に楽しく遊びました。


5月21日(木) 平成27年度 看護部総会・鈴蘭の会総会

平成27年度看護部総会・鈴蘭の会総会が開催されました。

平成26年度総括の報告、続いて平成27年度看護部目標の発表を行いました。

平成27年度看護部目標 ~患者に寄り添った看護を提供する~

I. 安全で質の高い看護サービスの提供
•医療安全の意識の向上と対策の周知徹底
•看護の専門性を高め、チーム医療の推進
•認定看護師(慢性心不全、感染管理)の育成
•看護研究の推進
•接遇の向上、倫理観を育てる

II. 人材育成と自己研鑚の推進
•新人ローテーション研修の実施、みんなで育てる意識の向上
•クリニカルラダー教育システムの充実
•院外の教育活動の推進

III. 業務改善と活気ある働きやすい職場づくり
•WLBを意識した個々の業務遂行の実現、お互いさまの意識
•意見の言い合える職場環境
•業務改善の推進
•有給休暇取得の推進
•時間外勤務の削減

IV. 病院経営への積極的参画
•アメーバ経営への全員参加
•地域包括ケア病床を含めた適切な病床管理
•訪問看護導入、運用
•有給休暇取得の推進
•病棟・外来・在宅へのシームレスな看護の提供、退院支援の強化

当院は循環器専門病院として、超急性期から急性期、亜急性期、慢性期、在宅へと患者に寄り添ったシームレスな医療を提供していく病院を目指しています。そして、高齢者が増加していく中で、疾病や全身管理を行いながら生活していくことが出来る療養病棟は、患者にとって安心できる療養生活の場となります。看護師・介護士一人一人が「患者さまに寄り添うとはどういうことなのか…」考えて常に行動していってほしいと考えます。

クリニカルラダー段階別において、III b認定者の表彰式が行われました。

鈴蘭の会総会は、お弁当が配られ和やかな雰囲気で進行されました。鈴蘭の会は、会員相互の親睦と看護の質の向上を図ることを目的として、会員の会費で運営されています。新年会では豪華なお食事の場で親睦を図りました。会費は看護部で開催する研修費や看護研究の補助にも活用できます。皆様のご意見を反映し、今年度も運営していきたいと思います。


5月16日(土) 看護職と看護学生のための就職情報交換会

木間看護部長、総務の小野係長と参加してきました。当初看護学生は100名程の参加予定でしたが最終的に180名近く参加されていたそうです。

当院へは有難いことに「循環器に興味があります!」と循環器病院のブースに来て頂いた学生が多かったです。当院の1年生から「入職したあと自分たちがどう動くのか、どのような流れで業務するのかわからないから不安なんです。入職後の姿がわかると安心です」というアドバイスをもらい今年度から始めた新人集合研修、ローテーション研修の様子をiPadを使って説明しました。

学生からは質問もあり貴重な時間を共有することができました。


5月15日(金)~16日(土) 第33回CVIT東海北陸地方会

・開心術後急性シャント閉塞に対しVAIVTを施行した一例を経験して
・HCU 河崎佑里香

5月15日~16日、名古屋で開催された第33回日本血管インターベーション東海北陸地方会で発表<演題:開心術後急性シャント閉塞に対しVAIVTを施行した一例を経験して>させていただきました。今回発表に至るまでたくさんの助言・指導をいただいた竹川Ns.、堀田Dr.、山本MEの心強い応援団に見守られながら、無事に発表を終えました。

学会ではより良いカテーテル治療を目指す医師・技士の治療実績、より良い看護提供を目指すための看護師の取り組みを学ぶことができました。金沢開催の時はまた是非参加したいと思います。


5月9日(土) 中日看護師のたまご2015「看護師就職ガイダンスin金沢」

5月9日、地場産業センターで「就職ガイダンスin金沢」が開催され、当院看護部PRのため参加致しました。当院ブースには30名を超える看護学生さんに訪れていただき、情報交換することが出来ました。

「循環器は難しいけど興味がある」と話してくれる学生さんもいて、説明にも力が入りました。当院で行っている「心電図教室」や今年度からスタートした「ローテーション研修」に興味を示し熱心に質問などもいただき、有意義な時間でした。


4月1日(水)~4日(土) 平成27年度新規採用者オリエンテーション

看護部長 あいさつ

4月1日~4日の4日間に渡り、平成27年度新規採用者オリエンテーションを行いました。

今年度、看護部は看護師9名(うち新卒者8名)、看護補助者2名採用しました。例年を大きく上回る8名の新卒者に入職していただきました。

H27年度看護部は、新メンバーを加え、「~患者さまに寄り添った看護を提供する~」をスローガンに患者さまにより安全で質の高い看護を提供していきたいと考えます。新人育成は全てのスタッフの成長に繋がります。患者さま・ご家族さま、働くスタッフが満足できる環境を整えていきたいと思います。

看護部長 木間美津子

オリエンテーション内容

今年度は新卒看護師8名、既卒者看護師1名、看護補助者2名、薬剤師1名、臨床工学技師士1名、理学療法士1名、管理栄養士1名の入職者を対象に行いました。講義だけでなく、DVD視聴や演習も組み込んだ研修プログラムとなっています。実際に担架を使用し人を運ぶ、階段を降りる演習では安全に搬送することの難しさを経験しました。

看護部では今年度より5日間の集合研修の後、HCU、急性期病棟、医療型療養病棟、OPE室・カテ室を4ヶ月かけてローテーション研修を行います。循環器病院で行われているすべての病棟での看護を知ってもらいたいと思っています。

オリエンテーション1日目~2日目の内容
オリエンテーション1日目~2日目の内容
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オリエンテーション1日目~2日目の内容
オリエンテーション3日目~4日目の内容
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診療科・部門
ハイブリッド手術室