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看護部門

2012年度の取り組み

学会報告

第38回 日本看護研究学会学術集会

演 題:看護補助者を対象にした学習プログラム作成の試み(第2報)
~介護福祉士と共同での指導を実施して~
発表者:西島 澄子 共同研究者:灘村 昌子、櫻井 紀子

日程:平成24年7月7日(土)〜8日(日)
場所:沖縄コンベンションセンター

学会では、日常生活に独特な文化が入り込んでいる沖縄の地で、文化に根ざした看護がどのように実践されているのか、そして、文化に根ざす看護研究とは何かを考えるための特別講演会や、沖縄の文化である琉球舞踊やコミュニティと音楽に関連した講演会が開催され、短い時間でしたが、沖縄の独特の文化に触れる機会をえることができました。

療養病棟では、看護師を補助する看護補助者が半数を占めており、看護チームとして高度な知識・技術が必要とされます。療養3病棟で、質の高いケアを目指し看護補助者の指導を実施しており、その経過として第2報を発表してまいりました。今回の発表の機会を活かし今後も研鑚していきたいと思います。


第88回ヒューマンインタフェース学会研究会「看護用具・用品開発に関わる研究及び一般」

演題:自作の点滴自己抜針予防具の製品化への取り組み ~マジックロール3号を使用して~
発表者:竹川 幸代

日程:平成24年7月7日(土)
場所:慶応義塾大学日吉キャンパス来往舎

今回の発表は、前回の同研究会での発表の継続結果について発表しました。

特注対応で作成したマジックロール3号は末梢静脈ライン自己抜針予防に効果があると示唆されましたが、装着中患者の「快適性」の改善が課題として残りました。マジックロールの製品化への課題は尽きず、今後も患者様に安全・安楽なケアを提供できることを目指して、改良を重ねていきたいです。

今回も、様々な分野の方とディスカッションができ、有意義な研究会となりました。


ヒューマンインタフェースシンポジウム2012

演題:災害看護とヒューマンインタフェース
発表者:坪上 茂子

日程:平成24年9月4日(火)〜9日(金)
場所:九州大学 大橋キャンパス

ヒューマン・インタフェース学会のワークショップで「災害看護とヒューマンインタフェース」という課題を頂き、発表をしてきました。医療関係者だけでなく、エンジニアの方や大学教授などそれぞれの分野からの質問があり、初めての経験でしたがとても有意義な時間を過ごすことができました。

災害支援に行った経験からの話題提供が目的でしたが十分にそのことが果たせたかどうかは不安ですが、貴重な体験となり自分の財産となったことに間違いはないと思います。今後も学会参加などにより、災害に対する知識を習得するとともに多様な方々との交流を通し、当院の災害の対応などに活かせて行きたいと思います。


第90回ヒューマンインタフェース学会

演題:ミトンの性能を考える
発表者:宮下 悦子

日程:平成24年9月15日(土)
場所:九州厚生年金病院

9月15日に九州厚生年金病院において、第90回ヒューマンインタフェース学会が、看護用具・用品開発に関わる専門研究委員会主催で開催されました。

私は「ミトンの性能を考える」というテーマで発表しました。ミトンに関する問題提起は大いに共感を呼び、何とかしたいというモチベーションアップに繋がりました。


第11回日本看護技術学会学術集会

演題:患者のしたい生活を支援する伝達テープセンサーの開発
発表者:山下 智子

日程:平成24年9月16日(日)〜17日(月)
場所:福岡国際会議場

今年の学会テーマは「看護技術の侵襲と安全-救う、守る、癒す、創る-」で開催されました。

今回の学会発表はこれまでの「転倒予防センサー Two-Way Call」の課題を解決する目的で取り組み「TWCの改良で伝達センサー テープセンサー」を開発し、活用における効果について発表しました。

会場からは「製品化はまだですか」との声を頂き今後の研究の励みとなりました。


第14回医療の改善活動フォーラム 全国大会

演題:ミトンはロングがお好き
発表者:栗山 真紀

日程:平成24年10月12日(金)〜13日(土)
場所:沖縄コンベンションセンター

10月12日と10月13日の2日間 沖縄コンベンションセンターにて第14回「医療の改善活動」フォーラムが開催されました。そこで看護補助者として初めて発表してきました。

緊張と不安でいっぱいでしたが沖縄料理でパワーをつけ乗り切りました。終了時にはとても清々しい感動とうれしさでいっぱいになりました。このような大会に参加したことで、更なる努力と今後も改善活動の継続を頑張ろうと思っています。


第14回医療の改善活動フォーラム 全国大会

演題:超過勤務を減らそう
発表者:木間 美津子

日程:平成24年10月12日(金)〜13日(土)
場所:沖縄コンベンションセンター

今回、2011年に7階病棟で取り組んだ超過勤務削減について発表してきました。

改善活動は継続して行なっていくことが看護の質の向上に繋がっていくと考えます。第14回大会では、「展望から実践へ」というテーマで、新しい道を切り開いていくためには、展望して目的を定め(Structure)、一歩ずつ検証し(Process)、結果(Outcome)を出していくことが重要であるとの視点で実践することを目指しています。

発表した7階病棟の事例では、循環器専門の忙しい病棟で超過勤務を減らすために多くの対策を実践され結果が得られたことは大変素晴らしいとの講評を頂きました。
今回の体験を励みにして、今後も患者中心とした看護の質の向上を目指し、様々な課題に取り組んでいきたいと思います。


研修報告

平成24年度新規採用者オリエンテーション

平成24年度の看護部新規採用者オリエンテーションを行いました。このオリエンテーションのあと、各所属病棟に配置となりました。

オリエンテーションプログラムです(クリックで拡大)

オリエンテーションの様子です


ランチョンセミナーが開催されました

平成24年7月より2カ月ごとに学会での発表内容や研修で学んだことなどを他の人にも知ってもらうため、昼の休憩時間を利用しランチョンセミナーとして開催しています。

9月26日に第2回目を開催

<報告者>

•山下智子

第11回 日本看護技術学会で -患者のしたい生活を支援する伝達センサーの開発-

•宮下悦子

第90回 ヒューマンインタフェース学会研究会 -ミトンの性能を考える-

•長谷川めぐみ

第60回 日本心臓病学会学術集会 心リハ・病棟看護師が垣根を越えて協力していける環境作り 第2報-患者教育に焦点を当てて-

日中ということもあって、まだまだ参加者は少ないですが、学会発表への意欲や参加に繋がればと思います。


11月28日(水)に第3回目を開催

3階講義室にて、15人ほどが集まっていました。

学会参加者が実際に行ってみてどうだったか、どんな演題を発表したのかをみんなでお弁当を食べながら楽しく報告会を行っていました。演題内容を発表して終わりのような堅いイメージとは違い、県外の会場へ行ったときの話しや旅行裏話も聞けて、その場にいる全員が楽しんで参加していたのが印象的でした。

みんなが、他者のこんな演題が興味深かった、この内容は面白かったと話しているのを聞いて、学会に参加したことない私でも、学会に行って聞いてみたいなと感じることができました。学会に行ったからこそわかる事、学べる事があるが、それらをランチしながら楽しく学べる素晴らしい場であると思いました。

参加人数が少ないのが残念に思います。もっとみんなランチタイム報告会に参加してみるべきだと感じます。

報告:石蔵めぐみ(2階病棟)


1月11日 クリニカルラダー研修<レベルⅡa>

例年に準じて「ラダーⅡa看護介入事例報告会」を1月11日開催しました。

今年度発表者は5名。この1年で心に残る患者との関わりを振り返り、その学びを自己の看護観とともにまとめ 報告して頂きました。

この報告会は、事例をまとめ発表することより自己の看護を内省し、次の看護へ繋げる機会としています。この5名については今後自己の看護を一層深めていかれるものと思います。

教育担当師長 打越恵子


その他報告

平成24年度院内看護部総会・鈴蘭の会総会

平成24年度院内看護部総会と鈴蘭の会総会が5月17日(木)に出席者69名と委任状81名分を合わせ看護部職員の過半数以上にて開催されました。

最初に看護部長より平成23年度の総括が述べられ、かつ平成24年度の目標が発表されました。今年度の看護部の目標は「おもてなしの心」。これは患者さまや御家族の方にはもちろんですが、自分達が一緒に働く仲間に対しても「おもてなしの心」を持って接するを掲げました。日々のコミュニケーションを大切にし、相手の立場を考え思いやれる心を育てて行きたいと思います。

また、当院の看護部教育の一環としてクリニカル・ラダー段階別においてⅢaを終了した方の表彰式も合わせて行われました。


平成24年8月11日(土)ハートの日が開催されました

看護部としてはボランティアの方をお招きしてお茶会を催し、涼しげな茶菓子やお手前などが披露されました。浴衣姿の職員も、いつもの白衣姿とは一味違ってとてもおしとやかに振舞っていました。沢山の方に参加していただきお茶菓子も完食しました。


平成25年1月11日(金)看護部「鈴蘭の会」新年会開催

「招龍亭」に83名が集結し、新年会を開催しました。  フカヒレがそれぞれに1枚ずつ。大正海老のエビチリも頂き、盛り沢山なメニューに満足・満腹の会となりました。  また、各部署対抗のトッポ輪ゴムリレーはトーナメント形成の対戦とし、選手も応援団も一丸となり、熱いバトルを繰り広げました。

今年一年もみんなが楽しく働ける職場つくりのスタートとなる新年会が出来ました。みなさん、ありがとうございました。

レクリェーション委員長 松井幸子

  • 看護部長あいさつ

  • 外来のテーブル

  • 2階病棟のテーブル

  • 2階病棟のテーブル

  • 4階病棟のテーブル

  • 4、5階病棟のテーブル

  • 5階病棟のテーブル

  • 5階病棟のテーブル

  • 6階病棟のテーブル

  • 7階病棟のテーブル

  • 7階病棟のテーブル

  • 8階病棟のテーブル

  • 8階病棟のテーブル

  • ゲームの様子

  • ゲームの様子

  • ゲームの様子

  • ゲームの様子

  • 生演奏の様子


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