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診療科・部門

看護部門

各階紹介

2階病棟HCU(ハイケアユニット)

緊急入院・緊急外科的治療・緊急内科的治療を対象とした患者を、24時間365日受け入れています。超急性期や重症患者を対象とした、高度な治療・看護を提供する病棟です。そのため、特定行為看護師や他部門への兼務を担い、プロフェッショナルな看護を実践しています。

4階・6階病棟

4階・6階病棟は医療型療養病棟です。
循環器専門病院の療養病棟として慢性心不全、維持透析、脳血管疾患障害後遺症などで日常生活動作が低下した医療依存度の高い患者さまを積極的に受け入れ、療養生活を送っていただいています。

自宅や施設への退院支援、リハビリをしながらの長期療養や緩和ケアなどについても多職種で連携し、個々の価値観や希望に添った生活ができるよう寄り添い、より良い医療や看護ができるよう努力しています。

7階病棟

7階病棟はチーム固定ナーシングの看護方式をとり、担当チームが連携し継続的に患者さんに関わるため、一人一人にきめ細やかな質の高い看護を提供でき、又、各自が循環器専門のスキルアップを目指し、互いに切磋琢磨していることから、新人にとっても高度な循環器看護を学べる環境がある病棟です。看護師業務が多様化する中、チームの結束力を活かし、職員も安心して働き続けられ、そして安全な医療を患者に提供するべくこれからも進化し続けていきます。

8階病棟

8階病棟は、急性期病棟です。最上階にあり見晴らしが良く、新幹線や市民球場、きれいな夕日を眺めることができます。2人部屋とバス・トイレ完備のコンパクトな個室から、和室付きの寛げる特別室もあり、患者さん、ご家族のご要望に応じた療養環境を提供しています。また、院内唯一の陰圧個室があり、感染対応の要を担っています。ご入院される患者さんは、心臓カテーテル検査・治療、弁膜症や心臓血管の外科的治療が必要な患者さん、肺炎などで心不全をきたしている患者さんや不整脈治療が必要な場合など、心疾患を中心としています。

退院後の生活も見据えて医師をはじめ、看護師、薬剤師、リハビリやCE、ソーシャルワーカー、栄養士など多職種で連携し支援させて頂いています。患者さん、ご家族に寄り添い、安全・安心な入院生活が送れるよう取り組んでいます。

外来

医療を受けながら日常生活を送る事ができるようサポートするため、安心安全な専門性の高い看護を提供することを目指しています。そのために、それぞれが、能力向上・接遇向上に努め、「いつも笑顔」を心がけています。お気軽にお声掛けください。

訪問看護

住み慣れた地域やご家庭で、その人らしく療養生活を送れるように、当院主治医指示のもと、看護師が生活の場を訪問し、看護ケアを提供し療養生活の支援をしています。
訪問に関しては介護保険および健康保険(医療保険)をご利用いただけます。

おもなサービスの内容
  • 医療処置(医師の指示による)
  • 症状の観察と健康チェック
  • 日常生活の看護
  • 在宅リハビリテーション看護
  • 療養生活や介護方法の相談

訪問エリア:金沢市 野々市市 内灘町 津幡町
心臓血管センター金沢循環器病院 訪問看護

中央材料室

病棟・外来・カテーテル検査室・手術室で使用された器材を洗浄・滅菌した後、再び各部署に提供しています。

QC活動を通して、洗浄滅菌にかかるコストとディスポーザブル製品コストとの比較やその際の作業効率を考えるようにしています。ある研修会で聞いた「診療材料の先に患者様が見える」という言葉に感銘を受け、確実な洗浄・滅菌を通じた安全な器材提供を日々心掛けています。

手術室

手術室、ハイブリット手術室を備え、冠動脈バイパス術や弁置換術などの開心術はもちろん、胸部・腹部大動脈瘤やステントグラフト内挿術、経カテーテル大動脈弁植え込み術、人工透析シャント造設術、ぺースメーカー植え込み術、静脈瘤に対する手術まで、幅広く対応しています。手術室看護師は、循環器専門知識だけではなく、スピードや正確な技術、判断力も必要とされます。心臓血管外科チームを筆頭に、他科や多職種と力を合わせ、緊急手術も行っています。

心臓カテーテル室

心蔵カテーテル室は2室があり、カテ室看護師の他病棟、外来兼務看護師が、心臓カテーテルを中心としたカテーテル室の業務に携わっています。
当院は循環器専門病院であることから、心臓カテーテル検査、経皮的冠動脈形成術、不整脈に対するアブレーション治療、ペースメーカー治療などに加え、下肢閉塞性動脈硬化症への血管形成術なども積極的に治療を行っています。
24時間緊急カテーテル検査、治療にオンコール体制で対応しています。
心臓カテーテル室では医師をはじめ、看護師、臨床工学技士、放射線技師、臨床検査技師が、カテーテル検査・治療の業務に携わっており、多部門と連携しチーム医療を行いながら、日々患者様の安全・安楽を考えた看護に取り組んでいます。最新で高度な治療を行い、知識・スキルを習得する機会も多い活気のある職場です。

特定行為看護師(特定看護師)

特定看護師とは、厚生労働省が定めた「特定行為に係る看護師の研修制度」を終了し、指示書の範囲内で特定の診療補助業務を実施できる看護師を指します。

当院での特定の診療補助業務は、以下です。

  • 栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連
  • 呼吸器関連
  • 血糖コントロールに係る薬剤投与関連
  • 心嚢・胸腔ドレーン管理関連
  • 栄養に係るカテーテル管理関連
  • 動脈血液ガス分析関連
  • 精神および神経症状に係る薬剤投与関連

手術室・カテーテル室・HCU・一般病棟・療養病棟など様々な部署で活動をしています。 手術室では、橈骨動脈ラインの確保。カテーテル室では、中心静脈カテーテルの抜去や中心静脈カテーテル(PICC)の挿入。HCUでは、人工呼吸器の設定変更や離脱、抗精神薬の調整。一般病棟では、心嚢や胸腔ドレーン抜去、インスリンの投与量の調整。療養病棟では、中心静脈カテーテルに係る管理などを実施させていただいています。
専門の医学分野を学び、様々な角度から観察や判断、評価を実施しています。医師の働き方改革から、医師の負担軽減を図るためにも重要なポジションになってきています。医師から信頼され、患者様からも安心して何でも相談できる、医師に近い看護師として認知して頂けるよう邁進しております。

診療科・部門
ハイブリッド手術室