11月2日(土)~11月3日(日) 第16回日本循環器看護学会学術集会
学会発表の感想を紹介いたします。
演題:ACP情報シートを活用した地域医療連携への取り組み
患者様とご家族の思いに寄り添うことの大切さと、その思いを病院から地域へつなげる継続看護の必要性を改めて認識できました。これからもこの学びを大切に、日々の看護を実践していきたいと思います。
(朝日 有喜)
演題:病院ビジョンの浸透と柔軟な人材マネジメントへの取り組み
~固定化した配置から積極的異動を試みて~
パネルディスカッション「循環器病棟、循環器専門病院における新たな看護マネジメント戦略」において、演者として看護部長に就任してからこれまでの取り組みを発表してきました。ビジョンを浸透させ、組織全体でチームとして取り組みができたこと、看護部の固定化させない配置や柔軟な兼務体制が離職率の低下や看護部の活性化に繋がったことなど人材マネジメントを振り返ることができました。循環器専門病院の他施設の看護部長との交流もでき、とても有意義な学会となりました。これからの循環器看護における看護師育成、チーム医療における多職種連携、地域連携など課題は多く、マネジメントがより重要であると実感できました。
(木間 美津子)
演題:末期心不全のACPにおける看護師の役割
~ACP介入時期に困難を感じた事例を振り返る~
今回、事例研究の積み重ねによって、看護実践を言語化し皆で共有できる知識として明文化することの重要性を実感しました。また、医療技術の発達によって今後増加する成人先天性心疾患への多職種介入によるサポートの必要性など、新しい知見を得ることができました。患者様への質の高い看護の提供のために、発表でなくともぜひ学会に参加していただきたいと感じています。
(牧 美晴)
7月19日(金)~7月20日(土) 第21回日本医療マネジメント学会
学会発表の感想を紹介いたします。
演題:外来業務改善~電話回線の見直し~
第21回日本医療マネジメント学会にて発表しました。当院QC活動で発表したものを外部向けに修正したもので外来の電話回線、外線・内線によってかける電話回線をかけ手に選択してもらいそれぞれの職種業務に専念できるよう業務改善につなげたものです。盛大な学会で会場に入り切らない人の多さの中の発表は大変緊張しましたがやり終えた後の達成感は清々しいものでした。限られた時間の中でしたが発表に興味を持っていただいた方に二つほど質問もしていただきました。
他施設の取り組みの成果を聴き当院でも共有できそうな内容のものもあり充実した学会参加となりました。
(村田 美穂)

5月18日(土) 2019年ふれあい看護体験
5/18(土)に金沢伏見高校、金沢泉丘高校、アットマーク国際高校、津幡高校から5名の高校生が患者様とのふれあいを通して、看護することや人の命について理解と関心を深めることを目的に当院に来てくれました。患者様の血圧を実際に測ったり、車椅子移送をしたり、患者様と一緒に塗り絵や折り紙をしたり、足浴や手浴・食事介助など体験してもらいました。
将来、看護職につきたい、医療系の仕事がしたい、という夢と希望をもった高校生たちで、とても積極的に取り組んでいました。
看護体験を行った生徒のコメントを紹介いたします。
・看護の初任者研修を母の勧めでとりに行きグループホームでアルバイトをしていく中で、医療に関わる仕事をしたいと思い、今日看護体験をさせて頂きました。始めて病院で体験して自分がもっている知識以上の事や、患者様に合わせてコミュニケーションをとっている事、はじめて見ることができて良い体験になりました。ありがとうございました。今後私自身、看護師になりたいと思う気持ちが大きくなったので、かんばりたいと思いました。
・今回、循環器病院に体験しに行き、専門的なことをたくさん知ることができました。患者さんへの血圧測定やお食事の介助など、今までの体験の中で1番患者さんとふれあう機会をつくっていただき、とても貴重な体験でした。そして、在宅ケアなどが良いといわれるようになってきた時代です。金銭的な面や、ご家族の方の事情など、長く入院されている方が多く、実際の医療現場というものを感じることができました。