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循環器病と検査

検査

トレッドミル検査

トレッドミル検査とは?

胸の表面に心電図、腕に血圧計を付けた状態でベルトコンベアーの上を歩きながら心電図と血圧を測定する検査です。ベルトはゆっくり動き出し、3分毎に速度と傾斜が増して段階が進むにつれて駆け足ぎみの速さになります。目標心拍数に達した場合、胸の症状が出た場合、疲労感・息切れ・足の疲れなど運動を続けることができなくなった場合、血圧や心電図に変化が見られた場合に運動を終了します。運動後も回復状態を6分程度観察し、検査終了になります。

何がわかるのか?

運動をして心臓に負荷をかけることで現れる胸痛・動悸・息切れなどの症状を再現し、その時の心電図変化と血圧の変化をみて、運動中の心臓の状態を調べることで狭心症や不整脈の診断を行う検査です。

検査時に注意することは?

心電図の電極をしっかりと装着するため、皮脂・角質を消毒用アルコールでふき取ります。消毒用アルコールでかぶれる方は事前にお知らせ下さい。
運動しやすい服装(和装、ワンピース、タイトスカート、細身のズボンなどは不可)でお越しください。
検査時、極端な空腹状態は避けてください。
検査前に食事をされる方は1時間前までに軽く済ませて下さい。
体調の悪い時や、足腰の怪我や痛みがある場合は検査できないことがありますのでお知らせください。

検査時間は?

約30分です。
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