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循環器病と検査

検査

心電図検査

心電図検査

心電図とは?

心臓の筋肉から発生している微弱な電気信号を体の表面に付けた電極でとらえて波形として記録する検査です。

安静心電図:
ベッドに仰向けに寝た状態で、両手首両足首に4か所、胸に6か所電極を取り付けます。数分間じっとしている間に波形を記録します。痛みはありません。

負荷心電図(マスター2段階試験):
安静時心電図を記録した後、年齢・体重により規定された回数をリズムに合わせて踏み台昇降をしていただき、心臓に負荷をかけます。その後、再びベッドに仰向けに寝ていただき負荷直後から6分後までの心電図を記録します。

何がわかるのか?

安静心電図:
リズムの乱れを記録することで不整脈種類の鑑別、波形振幅の大きさや形の変化から心肥大や狭心症、心筋梗塞などの鑑別診断がされます。動悸、息切れ、脈の乱れ、胸痛などの症状の方に有益な検査です。

負荷心電図:
心臓に運動による負荷をかけることで、不整脈の出現の変化を観察したり、狭心症など安静状態ではあらわれにくい心臓病の診断に用いられたりします。

検査時に注意することは?

手首足首と胸の開きやすい服装で来院していただくと検査全体がスムーズに終了します。
多少時間がかかりますので、トイレはあらかじめ済ませておいて下さい。

検査時間は?

安静心電図:3~5分です。

負荷心電図:10~15分です。

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