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わたしたちの取り組み

2019年の取り組み

11月~12月

11月28日(木)、12月5日(木) 医療の改善活動発表会2019

「医療の改善活動発表会2019」を11月28日および12月5日の2回にわたり院内講義室で開催しました。
「医療の改善活動発表会」は、当院のあらゆる職種やあらゆる部門で日頃から取り組んでいる「医療の改善活動」を職員が発表する院内の一大イベントです。「医療の質を高める」とともに、「院内の他の職種、他の部門の取り組みを相互に理解し合う」ことを目的に毎年開催しているもので、今年で12回目、前身の「院内研究発表会」から数えると17回目になります。

今年は、さまざまな職種・部門から過去最多となる24演題が発表されました。内容は多岐にわたっており、新たな切り口での取り組みのほか、長く取り組みを継続しているものも含まれています。事前に会場で発表スライドのポスター掲示を行っていることもあり、当日は活発かつ深みのある質疑応答や意見交換も行われました。

全演題発表後には、院長から「活動のレベルアップが感じられた」との職員にとって励みになる講評もありました。院内審査員による審査結果(最優秀賞のほか優秀・優良・奨励賞)は、年末に予定されている忘年会の席上で明らかにされ、表彰式も行われます。どの演題、どのチームが受賞するか、発表者のみならず、全職員の大きな関心を集めています。

11月

11月16日(土) 健康セミナーでの健康講話

「JA金沢市川北地区年金友の会」様のお招きにより、池田院長が「健康寿命について考えてみる。」と題して、健康寿命(健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間)の重要性について、お話しさせていただきました。食事や運動あるいはストレス管理など、健康寿命を延ばすために個人ができる対応上のポイントについて、平易な言葉でわかり易く解説させていただきました。また、当院が地域の医療機関の方々と共に進めている「心不全パンデミック」への取り組みについてもご紹介させていただきました。当日は、JA金沢市本店の4階ホールにお集まりの約200名の方々が、池田院長の解説に熱心に耳を傾けてくださいました。当院では、これからもさまざまな機会を通じて、地域の皆さまのお役に立てるよう、努力を続けて参ります。


11月15日(金) 療養病棟でのデザートバイキング

年に1回の療養病棟の「デザートバイキング」、今年は11月15日(金)に実施しました。患者さまの喜ぶお顔を思い浮かべながら、メニューに趣向を凝らし、朝早くから頑張って準備しました。おかげさまで、患者さまには大好評で、特に「おはぎが美味しい」とのご感想を沢山いただきました。いつも以上に患者さまとの繋がりを感じたイベントでした。栄養部一同、これからも患者さまに寄り添った食事の提供に努めていきたいと、あらためて強く感じました。

デザートバイキングメニュー

●おはぎ(あんこ・黒ゴマ・黄な粉)
●ケーキ(イチゴ・抹茶・コーヒー)
●プリン(ほうじ茶・牛乳・マンゴー)
●ゼリー(イチゴ・マスカット)
●杏仁豆腐
●ティラミス


10月

10月26日(土) ミニミニ運動会(はあと保育園)

当院職員のお子さまをお預かりする「はあと保育園」では、スポーツの秋に因み、園内で「ミニミニ運動会」を開催しました。当日は0~1歳の園児たちが、パラバルーン・大玉ころがし・障害物レース・ハイハイレース・ふれあい遊びなどに挑戦し、お家の方々と一緒に競技に興じました。元気一杯のかわいらしい姿に、ご家族の方々とともに幸せな時間を過ごすことができました。保育士一同、「これからも、職員の方々が安心して職務に励むことができるよう、安全には十分配慮しながら、園児の健やかな成長に寄与したい」、「保育園にたくさんの笑顔の花を咲かせ続けたい」との思いを強くしました。


7月

7月19日(金) 「第12回みんなのアイデアde賞」授賞式(準グランプリ)

当院の看護現場のアイデアから生まれた「どこでもナースコールクリップ」が、「第12回みんなのアイデアde賞」で準グランプリに輝きました。「東京ビッグサイト」で開催された「国際モダンホスピタルショウ2019」(主催:日本病院会・日本経営協会、特別協力:日本看護協会)における授賞式には、企画・開発・作成に一貫して携わってきた林看護師が当院を代表して参加し、記念の楯を受け取るとともに受賞スピーチを行いました。

患者さまにとってナースコールシステムは、まさに命綱です。ところが、ナースコールボタンを押そうとした時になかなか見当たらないことがあるのも事実でした。これを防ぐためには、看護師がベッド柵に結わえ付ける必要がありました。こうしたことが、患者さま・看護師双方の不満に繋がっているのではないか、との問題意識から開発されたのが「どこでもナースコールクリップ」です。ベッド柵、枕もとはもちろん、胸もと、手もと、さらにはポータブルトイレやオーバーヘッドテーブルにも装着でき、転がらない、落ちない、垂れ下がらない固定性抜群のクリップで、患者さま・看護師の双方から高い評価を得ています。

当院では、これからもさまざまな工夫を行い、患者さまに寄り添いながら、さらに質の高い医療の提供を目指してゆきます!


5月

5.30(木) 救急症例検討会

当院では、今年も、金沢市消防局救急隊員の方々と「救急症例検討会」を開催しました(参加者28名)。
当院に搬送された症例のうち、2つの症例について、直に対応された救急隊員の方が症例概要や気づきを発表されました。また、それぞれの症例について、報告者を始めとする参加者の方々からの質問に院長の池田がお答えし、留意点やその後の経過などについても解説させていただきました。さらに「ひょっとしたら救急現場で役に立つかもしれない心電図の話」と題する講義も行いました。
下のグラフのとおり、参加者アンケートの結果は、いずれも高い満足度となりました。また、日頃の当院の救急対応についても高くご評価いただきました。
当院としては、今後とも「365日・24時間受け入れ体制」の下で、救急隊員の方々との連携をさらに深めながら、地域の皆さまの安心に寄与して参ります。

(注)いずれも、「ふつう」および「良くない」との回答はゼロ。

(注)「あまり良くない」および「悪い」との回答は、ゼロ。


1月

1.4(金) 新年互例会

3階講義室において、新年互礼会が行われました。

池田病院長より年頭の挨拶があり職員一同気持ちも新たに一年のスタートを切りました。今年のキーワードは”Team”です。異なる職種のスタッフが専門スキルを発揮し、連携・協働することで、患者さまの状況に的確に対応した医療の実現を図るものです。

患者さまに寄り添う医療、質の高い医療の提供の為に、職員一同、努力してまいります。


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