9月22日（金）当院3階講義室にて心不全エキスパートミーティングを開催しました。
今回はは安城更正病院　循環器内科部長の植村祐介先生をお迎えしての特別講演と当院循環器内科医師に福井県立病院の循環器内科部長の野路善博先生を交えたディスカッションを行いました。

当日は院内外から多くの多職種の方々が参加し、心不全に対する理解を深め、自分たちがどのように関わってゆけばよいのか、ディスカッションを交えて学びました。

たくさんの方にご来場いただきました、どうもありがとうございました。

「ハートの日2017　落語と心臓」は、8/12土曜日、全行程のイベントを無事に終える事が出来ました。
多くのご参加・来場者と、たくさんの方々に支えられて開催できたことを心より感謝いたします。

ハートの日 実行委員会

7月5日（水）当院3階講義室にて第2回心不全多職種オープンカンファレンスを開催しました。
3月に第1回を開催して4か月ぶりの開催になります。

今回は高齢者心不全患者に関する病院と在宅との連携のあり方がテーマでした。

前回はゆみのハートクリニック院長弓野先生をお迎えしての特別講演も企画しましたので大勢の参加者がありましたが、今回は2例の事例検討と心不全に関するミニレクチャーからなる企画構成でしたので、参加人数が前回ほど集まるかどうか正直言って不安でした。
しかしながら予想を裏切って前回と同じく130人以上の内外からの医師、看護師、理学療法士、ケアマネ―ジャー、薬剤師など大勢の参加者があり、パンデミックが予想される心不全に対する問題意識の高さが伺えました。

NPO法人ライフサポート北陸　主催　第2回かなざわ終活フェア　～よりよく生きる、よりよく送る～　が石川県地場産業センターで開催され、当院循環器内科部長　寺井　英伸医師が「ある日突然、心筋梗塞～早期発見が命を救う～」と題し心筋梗塞について講演を行いました。

会場内には関連企業22社のブースが設置され、当院からは握力・体力測定、血管年齢測定検査の体験コーナーを出展しました。

来場者は170名、当院のブースには終始、長蛇の列が出来ており、健康への関心の高さを感じられるイベントでした。

高齢化社会の進行に伴い日本では今後「心不全」患者が急激に増加すると言われています。この「心不全パンデミック」は一医療機関の取り組みで解決できる問題ではなく、地域全体で医療介護が一体となって包括的に取り組む必要があり、医師、看護師のみならず薬剤師、検査技師、臨床工学技士、栄養士、理学療法士、社会福祉士そして介護職など様々な職種が協調して心不全に対し介入してゆかなければなりません。

心不全に対する理解を深め、自分たちがどのように関わってゆけばよいのか、レクチャーや事例検討を通じて学びあう機会とし当院では昨年12月より院内多職種が参加する「心不全多職種カンファレンス」を立ち上げました。今回からはこの「心不全多職種カンファレンス」をさらに他施設、多職種に広げ「心不全多職種オープンカンファレンス」として定期開催してゆくことにしました。

今回はこの「心不全多職種オープンカンファレンス」第1回目を記念して特別講演を企画し、東京都内で慢性心不全の在宅治療・ケアについて積極的に取り組んでいらっしゃる「ゆみのハートクリニック」院長の弓野大先生をお招きしました。

来る2017年3月17日～19日にかけて、第81回日本循環器学会学術集会が金沢市にて開催されます。
当院は同期間中にホテル日航金沢4階においてポスター出展を行います。

来場の際は、ぜひご覧ください。

2月2日（水)、当院内で第２回心不全多職種カンファレンスを開催しました。

当院は「心不全パンデミック」に対して率先して取り組む立場にあり、そのことが地域医療の中でも求められています。

そのためには、医師や看護師だけの取り組みだけでは不十分であり薬剤師、検査技師、臨床工学技士、栄養士、理学療法士、社会福祉士そして介護職など様々な職種が協調して心不全に対し介入してゆく必要があります。

今回行ったカンファレンスは院内の多職種を対象として、心不全に対する理解を深め、自分たちがどのように関わってゆけばよいのか、レクチャーや事例検討を通じて学びあうこと目的として企画し,当日は多くのスタッフが参加致しました。

1月27日、28日と当院にてCCI-K2017が開催されました。
昨年に引き続き第2回目になります。

CCI-KとはComprehensive Cardiovascular Intervention-Kanazawaの略で、包括的心血管インターベンションを目指す若手循環器内科医を中心とした会です。

今回も第1日目は末梢血管コース、第2日目は冠動脈コース、計11症例でそれぞれの疾患に対するインターベンション（血管内治療）を討論しながら行いました。

森ノ宮病院の川崎大三先生、豊橋ハートセンターの木下頂久先生にも特別ゲストとしてお越しいただき難易度の高いインターベンションも行っていただきました。

約150名の方々の参加があり、全症例で熱心な討論を行いながら素晴らしい結果で治療を終えることができました。
関係者の皆様にはこの場をお借りして感謝申し上げます。

3階講義室において、新年互礼会が行われました。

池田病院長より年頭の挨拶があり職員一同気持ちも新たに一年のスタートを切りました。もてなしの心について触れ「今、持っているものを以て最善を成す」院内の整理整頓と工夫により出来る限り患者さまに満足いただけるよう協力を呼びかけました。

「患者さまに寄り添う医療」を追求し、職員一同、努力してまいります。