TOP > わたしたちの取り組み > 2009年の取り組み

わたしたちの取り組み

2009年の取り組み

12月

12.17 (木)全職員研修会

「褥瘡に関する研修」  講師:清水 雄二氏 (株)タイカ
〜患者さまにもスタッフにも優しい除圧ポジショニングについて、実技を踏まえて〜

受講者コメント

じょく瘡の基本から介助法まで実技を交えた講習で、じょく瘡に対する理解が深まりました。また、じょく瘡対策には処置よりも、その原因を排除する予防ケアが大切であること、それにはポジショニングが重要であることを再確認できました。
患者さまには、これからもより良いケアを実践していきたいとおもいます。


12.10 (木)寿司バイキング

献立

  • お寿司盛り合わせ
  • ごまポン酢和え
  • きのこ汁
  • 抹茶寒

12月10日昼食時に寿司バイキングを行いました。当院では毎年この時期に寿司バイキングを行っています。患者さまの病室を訪問し、13種類の中から好きなもの選んでいただき、患者さまの目の前で寿司職人さんににぎってもらいました。今年は屋台も出し、雰囲気も楽しんでいただけたのではないかと思います。


12.5 (土)QC活動表彰式&忘年会

都ホテルにて、QC活動表彰式と忘年会が開かれました。11.26、27に報告された数々のQC活動のなから、とくに優秀な3題の活動を表彰しました。

評価項目は大きく分けて、以下のようになります。

  • 活動テーマに対して適切なQCストーリが適応されているか
  • 事実データーに基づいた活動が実施されているか
  • 成果の確保がされているか
  • サークル運営と発表内容が適切か

このQC活動は、特定の一部職員だけが行うのではなく、TQM活動(全職員参加によるQC活動)へと発展させ、心臓血管センター金沢循環器病院を進化し続ける病院にしたいと考えています。

優秀賞

オムツ交換業務の時間削減の検討 ♪誰でもできるよオムツのお仕事♪

オムツでニコちゃんWISH

お薬手帳の持参率向上に向けて

team Lien 患者との絆

医療制度利用における事務作業の見直し ~未収金発生の軽減へ~

非営利・医事っ課しい団体


11月

11.26(木)〜11.27(金) 「QC活動」報告会

平成21年度QC活動報告会を開催しました。院内の各部署で結成されているサークルにより改善活動を行い、その結果を今回の報告会で発表し合って相互の啓発を行っています。

発表テーマ:サークル名

  • 吸痰チューブの再利用廃止:トレースLady
  • 看護師のリハビリ状態理解度の向上:歩きまっし
  • 患者様のリハビリ状態理解度の向上:トレッドミル見る
  • 新患患者の問診表:新患者ハンター
  • アイソトープ検査の業務改善活動:PETセンター
  • 外来リハを増やそう:New Step
  • 安全快適な入浴介助を提供します:安心・安楽パラダイス
  • 限度額適用認定の周知:NPO医事っかしい団体
  • おむつ交換業務の効率化:オムツでにこちゃんWISH
  • 実に興味深いカルテの行方:病歴管理室
  • お薬手帳持参率の向上:Team lien
  • 教育入院を増やそう:糖尿病教育委員会

11.17 (火)「ペースメーカー関連専門臨床工学技士」認定

臨床工学技士 山本 基善

検査や治療で必ず使われる医療機器は年々複雑化かつ高度化しています。これらの医療機器を熟知し有効に活用できなければ確実な検査や十分な治療が行えないどころか、時に患者さまに甚大な被害を与えてしまうことも十分に想定されます。今回、認定を受けることができた「ペースメーカー関連専門臨床工学技士」は、心臓の活動が遅くなる徐脈性不整脈や、心拍数が急に速くなり死に至る性質を持つ頻脈性不整脈や慢性心不全などを対象とした検査、アブレーション治療、ペースメーカー植え込み術などに携わる専門家として患者さまに安心と質の高い治療を提供できるように作られた初めての認定士資格です。

当院では多くの患者さまが検査や治療を受けておりますが、我々の最終目標は患者さまそれぞれが笑顔で日常生活を送れるようサポートしていくことです。今後も医師の手となり足となり、また患者さまの入院から退院した後の生活に対しても良きサポーターとなれるよう、たゆまぬ努力を継続していきたいと思います!


11.14 (土)「心臓カテーテル治療5000例達成」記念講演会・祝賀会

記念講演会

  • 金沢大学循環器内科 教授 山岸 正和先生
  • 滋賀医科大学心臓血管外科 教授 浅井 徹先生

ANAクラウンプラザホテル金沢にて、当院の心臓カテーテル治療5000例達成記念講演会及び祝賀会が行われ、県内外の病院の先生、登録医の先生など、多数ご参加いただきました。当院では平成3年開設以来、虚血性心疾患に対する治療法としてのカテーテル治療(PCI)に取り組んで参りましたが、本年8月を持ちまして総数5000例を達成することができました。

記念講演会では金沢大学循環器内科 教授 山岸 正和先生と、滋賀医科大学心臓血管外科 教授 浅井 徹先生に講演をいただくとともに、当院の発展に期待を寄せていただきました。


11.2 (月)院内全職員研修

「職場での人間関係対処法」
講師:半田 典子先生(医療接遇講師)

受講者コメント

ハラスメントを許さない職場環境を作ることにより、スムーズな人間関係が形成される。それによりスタッフの満足が得られ、患者さまの満足につながる。

  • スタッフの満足得るには?
    厳しい医療現場の中では人間関係がスムーズでないと本来の力が発揮できない。一番身近な人間関係が重要であり、互いに認め合いながら仕事をしていかなければならない。

  • 患者さまの満足につなげるには?
    各部署への伝達がうまくいかない場合、部署それぞれが孤立してしまい、患者さまの満足につながらない。患者さまを中心とし、各部署が連携して仕事をする。その為には各部署への伝達が不可欠である。

ハラスメントにより孤立してしまい、その部署で対応できない場合、他部署の力を持つ人に相談できることが望ましい。その為には、病院内にハラスメントの相談・対応の部署があるとよい。

また、ハラスメントを放置していると「職場」「健康」「家族」「家族の幸せ」まで失いかねない。そうならない為に、自分の限界を知る。相手に対して「NO」と言えるようになる。自分の出来る事、出来ない事を自覚し上手に人の力を借りる。精神的に「自立」する必要がある。


10月

10.29 (木)第50回 日本脈管学会(東京都)

リハビリより参加1名


10.27 (火)院内全職員研修

「新型インフルエンザ 〜これまでの経緯を振り返って〜」

パンデミックウイルスの出現

  • 1918年 H1N1ウイルス スペインかぜ
  • 1957年 H2N2ウイルス アジアかぜ
  • 1968年 H3N2ウイルス 香港かぜ

1968年の香港かぜ以来40年以上大流行が発生していないことから、新型インフルエンザのパンデミックが予想される。

インフルエンザ流行対策

人の接触機会の低減
  集団行動の場(学校等)や集会(不特定多数の人が集まる)を閉鎖や自粛
  個人では外出の自粛や手洗いやうがいの励行や咳エチケットの徹底
抗インフルエンザ薬とワクチン
  タミフル、リレンザ
  ノイラミニダーゼ阻害薬

今回のインフルエンザの特徴

抗体を持たない若い人の罹患率と死亡率が高い
入院患者では約半数に基礎疾患あり、中年以降では重症化することが多い
若い人では基礎疾患がなくても重症化することがある
重症化に至る危険な兆候

成人
インフルエンザ様症状改善後の再発熱や咳の悪化
激しい、持続性の嘔吐
呼吸困難や息切れ
胸部や腹部の痛みや圧迫感
突然のめまい
混迷 

小児
インフルエンザ様症状改善後の再発熱や咳の悪化
激しい、持続性の嘔吐
   頻呼吸や呼吸困難
蒼白、チアノーゼ
水分摂取不足
意識あるいは意思疎通不良
機嫌が悪く、抱っこされることを嫌がる


10.25 (日)第6回 石川県心臓リハビリテーション研究会(羽咋市)

リハビリより参加5名


10.16 (金)院内全職員研修

「感染対策 ~ウイルス肝炎対策と手洗いを中心に~」

受講者コメント
前半は針刺し事故によるウィルス性肝炎やエイズ感染に対する予防と対応策について、後半は最近流行しているインフルエンザウィルスについての説明、スタンダードプリコーション(標準予防策)と具体的予防策について講義していただきました。また実際に特殊な薬品を手に塗った後に手洗いを行い洗い残しの多い部位を再確認することができました。


10.16(金)〜17 (土)日本心血管インターベンション治療学会東海北陸地方会

コメディカルシンポジウム「循環器領域におけるコメディカルの医療安全 当院心カテ室の現状と問題点」
検査室ME 山本基善

医療安全対策の構築と実践は医療機能評価でも重要課題項目となっており他施設の発表も踏まえ非常に興味深いセッションとなっておりました。

カテーテル検査数2000症例超、PCI500症例超の当院心カテ室では事故を未然に防ぐよう対策を構築し実践しているものの演題を作成するにあたり多くの課題も同時に明確にすることができました。現状を今後の臨床業務に生かし患者さまの安全を確保し地域から信頼される心カテ室のシステム作りに貢献していきたいと痛感いたしました。


10.15 (木)松茸弁当

献立

  • 松茸ご飯
  • 魚の照り焼き
  • 煮合わせ
  • 生酢
  • 若布の清汁
  • 芋ようかん、フルーツ盛り合わせ

松茸弁当です。松茸やさつまいもを使用し、秋らしい献立にしました。彩りも鮮やかで見た目にも楽しいお弁当になったと思います。


10.10 (土)第5回 血管運動療法研究会・学術集会(東京都)

リハビリより参加2名


10.2 (金)演題発表

「第11回フォーラム「医療の改善活動」全国大会(大阪)」
理学療法士 小村 幸則

発表者コメント

今回、第11回「医療の改善活動」全国大会in大阪-改善活動 次の10年に向けて-に参加し、「心リハの遅刻を無くし、待ち時間を減らそう!!!」というタイトルで発表させていただきました。

発表に関して、質疑応答の場面で「従来の発想からでは思いつかない視点からの取り組みで問題解決に取り組むことも面白いのではないか」とのコメントを戴き、今後の活動に取り入れたいと思いました。

期間中は全国各地の様々な施設から、各施設が取り組んだ改善活動の内容が発表され、QCストーリーに則った取り組み方がとても参考になりました。中でも参考になったのが、各演題を担当されている講評者のコメントでした。講評者の方々は医療機関のみならず、製造業等の方々が務めらることもあり、<待ち時間が10分改善したところで患者様にとって待っていることに変わりないのだから、一連の検査の流れから見直してみるべきではないか><まず、カンファレンスありきという考え方を考えてみては?>等の私達医療従事者が気づかない視点からの講評が特に印象に残りました。

特別講演でトヨタ自動車の技監の林 南八氏が「お客様は平均値で評価しているのではなく、最悪値で評価している。真のリードタイムを把握するには物に情報をつけて個別に把握することが重要である。リードタイム短縮は何のために行うのか?どのくらい細かなスパンで見えるかが決め手になる」等の貴重な講演を受講でき、大変勉強になりました。

今回、このような貴重な大会に参加・発表させていただき、大変感謝しております。この経験を今後の業務に活かしていこうと思います。


9月

9.30 (水)

「透析技術認定士」取得
検査室ME 山本基善

日本における透析患者さまは年間1万人以上増加し2005年の時点においては25万人を超えています。透析患者さまの死亡原因は「心不全」「心筋梗塞」「脳血管障害」などの心臓や血管疾患によるものが約40%以上を占め、さらには「閉塞性動脈硬化症」などの疾患も多くなっているのが現状です。

心不全治療や心臓・脳血管治療、下肢動脈血管治療を積極的に行っている当院でも検査・治療目的で入院される透析患者さまも年々増加しています。当院に入院される透析患者さまへの最良の透析技術提供と各種検査・治療が円滑に行われるよう今後も精進していきたいと考えております。


9.25 (金)講習会参加

「第14回3学会合同呼吸療法認定士認定講習会(東京都)」
理学療法士 1名参加


9.18 (金)出張公開医療講座

「家庭でできる!転倒予防のリハビリテーション」
理学療法士 東 実紀

津幡町萩野台コミュニティプラザ
主催:サンズつばた(30名参加)

講師コメント

津幡町の総合型地域スポーツクラブサンズつばたの「シニア体力アップステーション」事業で講習会を行いました。近年、高齢化が進み、転倒によって骨折し、QOLが低下することが多く認められます。健康なうちに運動習慣を身につけて、いつまでも元気に過ごしていただくための講習会です。

参加者は30名で、転倒の原因や、予防方法についての講習を行いました。次にバランス訓練と筋力訓練とウオーキングの実技を行いました。

参加者は運動に興味があり、運動経験がある方が多く、楽しく上手に運動を実施できました。終了後の質疑応答では「腰痛あるがどうしたらいいか?」「血圧が高いといわれているが?」「早朝の運動は良くないのか?」などの質問があり、関心の高さが伺われました。気軽に出来るリズム体操を生活の中に取り入れて頂きたいと思います

出張医療講座は、循環器系疾患の専門医をはじめとして、看護師、薬剤師、栄養士など各分野の専門家が担当いたします。循環器系疾患に関する知識を身につけ、予防・治療の参考にしてください。


9.13 (日)第48回日本体外循環技術医学会 北陸地方会

大会世話人 中根 慎

一般演題

  • 体外循環における血小板温存に対しての考察   櫻井 修
  • 開心術における溶血についての一考察      山本 基善
  • ラウンドテーブルディスカッション「体外循環 となりの施設は何する人ぞ??」 司会 中根 慎
  • 北陸地方会アンケート報告           櫻井 修

9.11 (金)出張公開医療講座

「家庭でできる!転倒予防のリハビリテーション」
理学療法士 東 実紀

場所:津幡町条南コミュニティプラザ
主催:サンズつばた(25名参加)

受講者コメント

普段も意識してウォーキングしていますが、いざレッスンすると全く理想と違うウォーキングになっていることに気づきました。脚と手がぎこちなくなってしまいます。正しく歩くということが健康につながるということも知り、大変良かったです。

講座中にエクササイズなどポイントが学べて良かったです。日頃から意識して歩き方を直すことを心がけたいと思います。あと「運動不足」も痛感しました。本日はありがとうございました。

出張医療講座は、循環器系疾患の専門医をはじめとして、看護師、薬剤師、栄養士など各分野の専門家が担当いたします。循環器系疾患に関する知識を身につけ、予防・治療の参考にしてください。


9.5 (土)講習会参加

「ICU・超急性期における重症患者の基礎評価(東京都)」
理学療法士 1名参加


8月

8.27 (木)出張公開医療講座

PET検査って? FDG-PET検査とがん診断
診療放射線技師 竹中 健

場所:かほく市高松産業文化センター
主催:高松ライオンズクラブ(20名参加)

講演者コメント
現在、死因の第1位は癌で、3人に1人が癌で亡くなっていることになります。癌を治すためには、早期発見、早期治療が最も重要であると言われています。PETという新たな診断機器の登場により全身のがんの検査を一度に行うことが可能となりました。
今回はPET検査の特徴、有用性、限界などについて、放射線技師の立場からお話いたしました。今回の講演が、皆様の健康の一助になれば幸いに存じます。

出張医療講座は、循環器系疾患の専門医をはじめとして、看護師、薬剤師、栄養士など各分野の専門家が担当いたします。循環器系疾患に関する知識を身につけ、予防・治療の参考にしてください。


8.20 (木)お楽しみ幕の内弁当

献立

  • しば漬けご飯
  • ゆうぜん豆腐
  • わかさぎのマリネ
  • すまし汁
  • 抹茶寒

お楽しみ幕の内弁当を行いました。
松花堂弁当を使用し病院食というイメージから脱皮し、レストランで食事会をしているような雰囲気を味わっていただきました。ひと品ひと品、時間をかけて食べていただき楽しいひとときを過ごしていただきました。
見た目も良く好評でした。


8.8 (土)ハートの日

地域の皆様へ感謝の気持ちを込めて8月8日(土)に「ハートの日」と題して医療講座やお茶会等のイベントを開催しました。今年は、フットケアや血管検査などのコーナーも設けて、たくさんの方に体験して頂きました。ご参加頂き誠にありがとうございました。

中にはご夫婦でお見えになり、骨密度、血圧、体脂肪測定、医療相談をなさり、興味深く医療講座を聞かれている姿が印象的で、普段から健康に気づかわれている様子が伺われました。
また、カテーテル治療の一般公開では、約50名の参加があり、多くの質問やコメントがありました。

短い時間でしたが地域の方々と交流を深めることができました。今回頂いたお褒めの言葉やご不満の言葉などを反映させながら、今後の計画に活かし、地域の皆様の健康づくりに役立つ企画を開催していく予定です。


7月

7.18-19 (土)日本心臓リハビリテーション学会

慢性閉塞性動脈硬化症(以下;ASO)に対し,近年高齢者においても比較的安全に血行再建術が施行されている.しかし,血行再建術後のリハビリテーションの効果と年齢との関連は不明な点が多い.そこで,今回当院で血行再建術を施行した症例において,治療後のリハビリテーションで歩行距離改善に年齢が影響するか検討した.

心臓リハビリテーションにてトレッドミル歩行が実施可能であった9例(年齢73.1±1.3歳,男性9例,64歳未満;前期群4例,65以上歳;後期群5例)を対象に,治療前後のABI,合併症の有無,トレッドミル歩行開始時距離・退院時距離・歩行距離増加の割合を比較した.

結果,前期群のABIは治療前後で両群ともに改善傾向を示し,後期群は心疾患・高血圧・整形疾患など合併症が多く存在した.歩行距離に関して,前期群は開始時537.8±175.8m,退院時1301.5±304.2mと763.75±183.97m改善し,後期群は289.8±72.8mから464.0±79.1mと174.20±13.37mの改善を示した.

リハの介入によって両群共に歩行能力や日常生活の活動性は改善した.治療前後の重症度は両群間に大きな差はなかったが,後期群はASO以外に心臓疾患,高血圧,整形疾患を多く合併し,身体機能(筋力,体力)の回復が遅延することから,リハの介入にて前期群の方は歩行能力改善効果大きいことが示唆された.


7.11 (土)Kanazawa Vascular Access Intervention Live Demonstration(Kanazawa-VALID) 2009

当院3 階講義室にてKanazawa-VALID) 2009 を開催いたしました。
この会は、透析患者さんの透析シャント狭窄や四肢の動脈硬化性血管狭窄病変に対する血管内治療( カテーテル治療) の映像を、当院のカテーテル治療室から講義室へ中継し、医師・コメディカルが共にディスカッションしながら治療を勧めていく会議です。日本で始めての透析シャント治療のライブとなりました。
北陸・東海地区から、約120 名の参加をいただきました。午前9時から午後4時まで、いろいろな先生方のご講演を交えながら、9症例のカテーテル治療を行い、全症例が狭窄血管の治療に成功いたしました。
今後も、北陸の透析患者のカテーテル治療をリードすべく、さまざまな取り組みを行いたいと考えております。

循環器科 堀田 祐紀

■ Organization members ■

Supervisor
名村 正伸
Adviser
天野 泉 先生(名古屋バスキュラーアクセスセンター)
Course Director
堀田 祐紀
Guest Operator
佐藤 隆 先生(名港共立クリニック)

お問い合わせ Kanazawa-VALID 事務局 循環器科 堀田 祐紀


7.9 (木)院内全職員研修 「チーム医療の中で活躍する医療機器」

講師:山本 基善 臨床工学技士

講師コメント
医療機器はすべての医療従事者に身近な血圧計から複雑かつ高度技術を要する人工心肺装置や人工透析装置、人工呼吸器など多種多様であり、我々医療従事者が適正な使用方法を知らなかったり間違えたりすると患者に危害を与えかねない状況に遭遇します。我々が検査や治療を施す対象とすべき相手は患者ではなく患者の中に潜む病魔であり、医師を筆頭に多くの職種が混在する中で患者も含めたチームとして、病魔を退治すべく現代医療に欠くことの出来ない医療機器をより安全に、且つ、より正確に扱えるような内容についてお話いたしました。
医療機器を取り扱う上で避けては通れない多くの危険性を出来る限り減らし安全に日常診療が行われるよう今後も医療機器の安全使用について啓蒙活動を行っていきます。


7.7 (火)七夕

  • 巻き寿司
  • 七夕そうめん
  • エビフライ
  • 七夕ゼリー

天の川をイメージしたそうめんと、星型のゼリーで七夕らしい献立にしてみました。


7.7 (火)AED講習会

テーマ:救急蘇生法とAEDの使い方について
講師:看護部 角田久子 打越恵子・ME 山本基善

千木病院 院内研修会(80名参加)

講師コメント

看護師として働く職場は様々です。急変の場合は何処にいても避けることはできません。いざという時に適切にあわてず対応できるようBLS(Basic Life Support)の流れについてお話をしました。
心臓マッサージ・人工呼吸を行い、AEDの使用と実技を通してBLSの流れを学んでいただきました。
実際の急変の場面でも、自信と勇気をもって患者様に接することが出来るようになれば良いと思います。


7.4 (土)心臓ペースメーカー技士養成のためのセミナー 受講

検査室ME 山本 基善


7.2 (木)第24回日本不整脈学会学術大会

検査室ME 中根 慎


6月

6.27 (土)ペースメーカーフォローアップ研究会 京都(メルパルク京都)

一般演題発表 「設定変更より心不全の急性増悪誘発を疑われた一症例を通じて考えること」 ME山本 基喜


6.23 (火)デザートバイキング

療養病棟で、デザートバイキングを実施しました。
ケーキ3種類、おはぎ3種類、ゼリー2種類、ソフトクリームの中より、患者様に好きなものを選んでいただきました。種類も多く、迷ってなかなか決めることのできない患者様も多くいましたが、どれも美味しいと好評で楽しい一時になったと思います。


6.21 (日)出張公開医療講座

知っておきたい!心臓の病気 ~最新の検査と治療~
循環器科部長 土谷 武嗣

場所:能美市寺井地区公民館
主催:能美市医師会(80名参加)

受講者コメント
先生に教えてもらったように、ちゃらんぽらん(ストレスをためない)で、若い者の世話にならないように、できることは自分でやって、たまには医者の言うことに耳を傾けようと思います。また、来てください!!

講演者コメント
「循環器」と言われてもピンとこない方も多いと思われますが、我々、医療に携わっているものの中では、広く心臓や血管、血圧にまつわる病気を取りあつかう科を循環器科といいます。循環器科が携わる病気は高血圧症、狭心症、心筋梗塞、心不全、心筋症、不整脈、大動脈疾患など様々です。今回はそれらの病気についてお話いたしました。
また、私が考える長生きの秘訣(これは教科書から学んだことではなく、私が医者になって二十数年、多くの患者様に接する中で患者様自身から学んだことです)、上手な病院のかかり方などについても、お話いたしました。
今回の講演が、皆様の健康の一助になれば幸いです。

出張医療講座は、
循環器系疾患の専門医をはじめとして、看護師、薬剤師、栄養士など各分野の専門家が担当いたします。循環器系疾患に関する知識を身につけ、予防・治療の参考にしてください。


6.20 (土)金沢循環器病院 CRT Live Seminar

座長:金沢医療センター 循環器科部長 阪上 学先生
特別講師:近畿大学医学部内科学循環器内科 准教授 栗田 隆志先生

6月20日には近畿大学から栗田隆志先生、金沢医療センターから阪上学先生をお招きして両室ペースメーカー植込術による心臓再同期療法(CRT; Cardiac Resynchronization Therapy)のライブを行いました。重篤な心不全の患者様でしたが、両先生の的確なアドヴァイスのもと、3点ペーシング法を実施したことにより、予想以上の効果を得ることができました。

我々、循環器内科の診療行為は閉鎖された空間ばかりでなされるべきでなく、患者様御本人をはじめ他院の先生方にもオープンであるべきと、わたくしは考えています。その意味で、ライブ研修は、わたくしの診療姿勢の妥当性を審判される良い機会であり、今後も患者様の御協力のもと、出来るだけライブ研修の機会を持ち続けていこうと思っています。

循環器科 土谷武嗣


6.13 (木)第9回 General Intervention Conference

特別講師:神戸大学医学部形成外科学 准教授 寺師 浩人先生
特別講師:独立行政法人 労働者健康福祉機構 関西労災病院 飯田 修先生

6月13日に神戸大学から寺師浩人先生、信州大学から宮下裕介先生、関西労災病院から飯田修先生、済生会横浜市東部病院から平野敬典先生をお招きして閉塞性動脈硬化症のライブを行いました。

協力していただいた個々の患者様の御厚意のもと、ルーリッシュ症候群、総腸骨動脈狭窄症、腎動脈狭窄症、膝下動脈狭窄症に対するカテーテル治療(EVT; EndoVascular Treatment)を行い、御参集された先生方や医療従事者の方々は勿論、一人ひとりの患者様方にとっても、大変満足していただけるライブとなりました。

またライブの前日には第一三共株式会社の御尽力で、寺師先生、飯田先生から重症虚血肢のフットケアをテーマに熱い御講演をいただき、下肢虚血に対する診療姿勢のあるべき姿をあらためて痛感させられました。

循環器科 土谷武嗣


5月

5.28(木)〜30(土)日本理学療法士学術大会(東京都)

リハビリテーション部 萩原


5.28(木)出張公開医療講座

家庭でできる!転倒予防のリハビリテーション 理学療法士 太田 恵子

場所:金沢スカイホテル
主催:金沢城北ライオンズクラブ(40名参加)

講演者コメント
誰でも歳をとると転びやすくなりますが、その衰えにはサインがあります。

  • つまずきやすくなった。
  • 歩くのが遅くなった。
  • 開眼片足立ちが20秒未満。

つまずきは「つま先が何かに接触する」ことによって起きますが、その要因の一つは前かがみの姿勢とすり足が挙げられます。ともに高齢者に特徴的で、背骨や膝が曲がることと筋力の低下の影響です。
前かがみと、すり足で歩くと、足を上げて歩けないので、つまずきやすくなります。歩くときの転倒予防には、「かかとから着地」「つま先でける」「前を見る」ことが大事です。
「つま先立ちで脚力を強化する」などの転倒予防体操の事例や、簡単なトレーニングも紹介しています。

出張医療講座は、
循環器系疾患の専門医をはじめとして、看護師、薬剤師、栄養士など各分野の専門家が担当いたします。循環器系疾患に関する知識を身につけ、予防・治療の参考にしてください。


5.28(木)出張公開医療講座

「PET検診によるがん診断」 河野 匡哉

場所:羽咋市合同事務所
主催:羽咋ロータリークラブ

講演者コメント
現在、3人に1人が癌で亡くなっています。癌を治すためには、早期発見、早期治療が最も重要です。PETという新たな診断機器の登場により全身のがんの検査を一度に行うことが可能となりました。
今回はPET検査の特徴、がん検診におけるPET検査の有用性、PET検査の限界などについて、実例をご紹介しつつお話いたしました。


5.24(日) 第4回石川県臨床工学技士会学術集会

一般演題 ICD植え込み後の心不全悪化に対しCRT-Dへup-gradeを行った症例 櫻井 修
ランションセミナー ホームモニタリングシステムの有用性 循環器科部長 土谷 武嗣

場所:金沢循環器病院

参加者 山本 基喜、中根 慎


5.15(金)開院記念日

  • 赤飯
  • エビフライ
  • 炊き合わせ
  • 木の芽和え
  • 清まし汁
  • 焼プリン

5.9(土)、10(日)第9回日本核医学春季大会《PET研修セミナー》を終えて・・・ タワーホール船堀(東京)

放射線科 田村 健一

近年、PET検査はその有用性が認められ、平成8年にはO-15標識ガスを用いた脳循環代謝の測定、平成14年にはF-18標識フルオロデオキシグルコース(FDG)を用いた検査が、それぞれ保険適用となりました。それに伴い各種腫瘍の検索やがん検診が急速に普及し、我々診療放射線技師は、被曝低減対策を十分考慮した放射線安全管理が求められるようになりました。

このような背景の中、平成16年8月に医療法施行規則が改正され、PET検査に関する「予防措置」が定められました。それには「専門の知識および経験を有し、所定の研修を終了したものを陽電子断層撮影診療に関する安全管理に専ら従事させること」とあります。

今回、東京で2日間に渡り開催された第9回日本核医学春季大会に参加し「所定の研修」を終了後、試験に無事合格することが出来ました。

6月からPETセンターに配属ということもあり、基礎から臨床まで幅広い専門の知識を履修できたことは大変有意義なものとなりました。これからも放射線安全管理の遂行に努めていきたいと思います。


4月

4.27(月)出張公開医療講座

「PET検診によるがん診断」 講師 河野 匡哉

場所:津幡町 勝崎館
主催:河北南ロータリークラブ(16名参加)

講演者コメント 現在、死因の第1位は癌で、全死因の30%を占めます。3人に1人が癌で亡くなっていることになります。癌を治すためには、早期発見、早期治療が最も重要であると言われています。PETという新たな診断機器の登場により全身のがんの検査を一度に行うことが可能となりました。

今回はPET検査の特徴、がん検診におけるPET検査の有用性、PET検査の限界などについて、実例をご紹介しつつお話いたしました。


4.17(金)第65回日本放射線技術学会総会に参加して(パシフィコ横浜)

放射線科 米沢正雄

毎年この総会時に同時開催される研究会の束縛時間が多くあまり行きたくなかったのですが、役員になっているので仕方なく行ってきました。せっかく行くからには心臓CT、カテ装置を中心に発表、講演、機器展示を見てこよう、聞いてこようと思って行ってきました。

64列CTではまだいろいろ問題があります。頻脈、不整脈、心機能低下に対して、造影方法、スキャンパラメーター(回転速度、ヘリカリピッチなど)、撮像タイミングなどの設定に工夫が必要です。またECGgateヘリカルスキャンでは被ばく線量が多いことも問題視されています。

装置の進歩を見てきて、これからは緩徐流入期だけにX線を出すprospective ECG gatingが主流になりそうな気がしました。それにより格段の被ばく低減ができます。現在の装置では問題点が少しありますが、装置の性能向上で確実なものになりそうに思いました。そのため各メーカーは更に多列化したり、回転速度が大幅にスピードアップしたり、多列化プラス2管球にしたりスキャンスピーとが格段に速くなり時間分解能が良くなっています。空間分解能をあげているメーカーもあります。

昨年16列CTと64列CTは別物ということで「金沢64列研究会」を世話人の一人として立ち上げましたが、この名称もあっという間に変更を考えなければという感がします。
2009年4月現在、石川県内では10台の64列CTが稼働しています。県内最初に導入した施設として、これからも患者様に苦痛の少ない検査を工夫し、良い画像の提供を心掛けていきたいと思います。


4.10(金)日本臨床工学技士会 専門臨床工学技士認定制度

ペースメーカ関連専門臨床工学技士筆記試験
山本 基喜 合格


4.10(金)〜12(日)2009 Japan Endovascular Treatment Conference(JET);全日空ゲートタワーホテル大阪 演題発表

・Key Note Lecture: 透析患者のPADの現状

・Satellite Symposium-2: 透析患者のPADに対する早期発見と院内・院外連携

・Central Venous Intervention; Live Demonstration-3, Case Presentation
循環器科 堀田 祐紀


4.9(木)日桜弁当

たけのこやせりなど春の食材を取り入れ、桜をイメージした献立にしてみました。

  • しば漬け御飯
  • 魚の照り焼き
  • 擬製豆腐
  • 炊き合わせ
  • お浸し
  • 清まし汁
  • 桜寒天
  • フルーツ盛り合わせ

4.8(水)出張公開医療講座

「脳卒中(脳血管障害)について」 講演者:脳神経外科 藤岡 敬己

場所:金沢スカイホテル
主催:金沢西ライオンズクラブ(30名参加)

講演者コメント
脳の血管障害は昔から“脳卒中”と呼ばれ、癌、心臓病とともに主要な死因の1つです。近年その死亡率は相対的には減少傾向にはあるものの、高齢化とともにその患者数はむしろ増加しています。

また脳血管障害は一旦発症すると死亡には至らなくても重篤な後遺障害が残ることが多く、発症予防がきわめて重要な病気です。特に心臓病を持っている患者さんは同じ循環器疾患である脳血管障害を併発する危険が高く、その予防もきわめて重要な留意点の1つであり、いくつかの代表的な脳血管障害疾患についてその発症予防をお話いたしました。

出張医療講座は、循環器系疾患の専門医をはじめとして、看護師、薬剤師、栄養士など各分野の専門家が担当いたします。循環器系疾患に関する知識を身につけ、予防・治療の参考にしてください。


4.8(水)院内全職員研修

「結核の今昔」 講師:前田 先生(田中温泉ケアセンター施設長)

平成21年度初めの全職員研修は、この時期タイムリーな話題の「結核」について開催させていただきました。当院新規採用者を含め、多数の参加者が前田先生のレクチャーを受けました。

知っているようで知らなかった結核の歴史や流行の推移、各種統計等(先生の楽しい雑学もまじえ)、また「感染・発症・進展」の連鎖を断ち切る対策と鑑別検査法・治療に至る内容が網羅されていました。

参加されていない方々も是非知って損はない話しですので、よろしかったら資料を参照くださいませ。


4.1(水)第10回 Slender Club Japan in Tokyo

コメディカルシンポジュウム ~How about your team?~
心カテは他職種間との連係がキモです 山本 基喜


4.1(水)〜4.3(金)「新規採用者入職時オリエンテーション」

4月1日~3日の日程で、開催いたしました。
本年度は17名と通常より多い採用者、初々しくて頼もしい仲間の参加を、非常に嬉しく感じております。主催側としても気合を入れて、和やかな雰囲気に心がけ臨みました。

病院長を初めに他部署長の方々及び各病棟スタッフの協力を、今年度もお願いしました。「自分で考える新人の育成」と本年度病院長の言葉にもありましたが、病院全体で新規採用者を受け入れ、連携のある人財育成に今後とも協力お願いしたいと考えております。

オリエンテーション最中の新人さん達の様子は

4/1(水)
まず緊張の1日、表情の固い新人もいれば、やっとこの日を向かえて嬉しそうな笑顔の新人も・・・ 看護部長以下各師長もみんなで自己紹介いたしました。
4/2(木)
講義の合間に演習を組み込んで。 つい午後の講義中にはウトウトZzz 春の陽気で講師も新人も。
4/3(金)
物品・コスト管理にBSC(バランススコアカード)
それから電子カルテ!PC8台を準備して実際に仮患者で入力 先輩ナースのようにできるかな...?
最後は、各配属病棟へあいさつに〜 羽ばたいていきました。(^.^)/~~~

3月

3.20(金)〜22(日) 第73回日本循環器学会学術集会:大阪国際会議場 演題発表

How Effective is Triple Site Pacing and Where is the Ideal Right Ventricular Pacing Site in the Cardiac Resynchronization Therapy?
循環器科 土谷 武嗣

The clinical Results of Central Venous Intervention for Hemodialysis Patients in our Cardiovascular Hospital.
循環器科 堀田 祐紀

~取り戻しましょう 快適な生活~心リハ専従看護師による術前訪問
看護部 坂 真砂子 舟橋博美 上田恵子 長谷川めぐみ 松井幸子 樋木和子

2009年3月20日(金)第73回日本循環器学会学術集会が大阪中之島の国際会議場で行われました。コメディカルセッション一般演題:リハビリ部門で研究発表をさせていただきました。

当院では2006年より心大血管Ⅰの施設認定をうけ、専従看護師1名を含むスタッフで心リハを行っています。近年当院での心臓外科手術は増加傾向にあります。その全症例が、開心術後のプログラムによる運動処方により心リハが行われています。

開心術後における心リハの最終目的は「十分なQOLの確保」であり、術後の速やかな日常生活への復帰とその後の快適な生活を維持することです。手術前に術後の具体的内容の説明を行い、医療者と患者様の信頼関係を築いておくことで、不安が軽減され、スムーズにリハビリができるということがわかりました。今後も積極的に関わっていきたいと考えています。

今回の学術集会のテーマは「リスクに挑戦する循環器学―新たな展望と戦略―」でした。医療の高度な循環器診療の実践のために、私達コメディカルも重要な役割を担っているのだと認識できました。今後もさらなる包括的リハビリの実践のため努力していきます。

どうもありがとうございました。


3.20(金) 第18回石川県理学療法学術大会 演題発表・研修会参加

超高齢重症下肢血流障害患者に対するNustepトレーニングの効果in the Cardiac Resynchronization Therapy?
太田恵子 東実紀 萩原和洋 小村幸則 藤井崇史 寺井栄伸

研修会参加 東実紀 萩原和洋 太田恵子


3.25出張医療公開講座

「PET検診によるがん診断」 河野 匡哉

場所:かほく市七塚生涯学習センター
主催:河北ロータリークラブ(参加15人)

講演者コメント
癌を治すためには、早期発見、早期治療が最重要であると言われています。PETという新たな診断機器の登場により全身のがんの検査を一度に行うことが可能となりました。
今回はPET検査の特徴、がん検診におけるPET検査の有用性、PET検査の限界などについて、実例をご紹介しつつお話いたしました。


3.15(日) 日本体外循環技術医学会北陸地方会 参加

桜井 修


3.15(日) ME勉強会 参加

中根 慎、 山本 基喜

1.モニタの安全管理
2.麻酔について
3.電気メスの安全な取り扱い


3.14(土) 2009KKC コメディカルセッション演題発表

PCI後の服薬指導について
薬局 安達


3.5、3.12(木)院内研修会

「QC的問題解決法 ~QCサークルのためのQC基礎研修~」
講演者:アイエル経営診断事務所 板賀 伸行氏

受講者の声(総務課)
板賀氏によるQCサークルのためのQC基礎研修を受講しました。QCとは何か?QC的問題解決の基本的な考え方、QCストーリーのステップ等を学びました。
基本的な内容を分かりやすく説明していただき、院内でのQC活動が必要とされていることを再認識し、問題解決に対する院内連携の重要性を考えさせられました。


3.12(木)出張公開医療講座

「認知症にならないために」 講演者:看護部 西島澄子・灘村昌子

場所:羽咋市合同事務所
主催:羽咋ロータリークラブ(25名参加)

参加者のことば
遠路はるばるありがとうございました。生活に取り入れやすい具体的な例があって良かったです。さっそく今日の晩酌で赤ワインを試してみたいと思います。

出張医療講座は、循環器系疾患の専門医をはじめとして、看護師、薬剤師、栄養士など各分野の専門家が担当いたします。循環器系疾患に関する知識を身につけ、予防・治療の参考にしてください。


3.9(月)第1回 医薬品安全使用委員会・輸血療法委員会 合同研修会

「血液の安全性確保と血液製剤の取り扱いについて」
石川県赤十字血液センタ—供給課 三森 純二郎先生

以下のような講義内容でした。

血液センターが実施している安全性確保対策について

実施済み

  • 献血受付時の本人確認の実施
  • 遡及調査自主ガイドライン作成
  • 新鮮凍結血漿(FFP)の貯留保管→FFPの使用期限は12ヶ月であるが、6ヶ月間は血液センターで保管。 献血1~2ヶ月後に献血者から輸血歴や病歴の既往が連絡されることがあるため。
  • 核酸増幅検査(NAT)の精度向上
  • 特定の医療機関での輸血後感染症に対する全数検査
  • 保存前白血球除去の開始 +初流血除去 初流血除去:最初に出てくる血液25mLを除去。除去した血液で感染症の検査を行う。 皮膚の常在菌など表面の消毒で除去できないものを除す。 保存前白血球除去:フィルターを使用し白血球を除去し白血球由来の副作用を軽減。

進行中

  • E型肝炎ウイルス(HEV)の疫学調査 現在北海道のみで調査している。今後全国規模で行うかは未定。
  • 感染因子の不活化技術の導入

3.9(月)お刺身

少しでも入院生活を楽しんでいただけるよう、病院の食事としては珍しいお刺身を出させていただきました。

  • 白飯
  • 刺身盛り合わせ
  • 炊き合わせ
  • すまし汁
  • 桜餅

3.3(火)ひなまつり

彩りも鮮やかな散らし寿司を中心に春らしい献立にしてみました。

  • 散らし寿司
  • えびフライ
  • すまし汁
  • 桜餅

2月

2.25(水)出張公開医療講座

「認知症にならないために」 講演者:看護部 西島澄子・灘村昌子

場所:津幡町商工会館
主催:津幡ライオンズクラブ

講演者のことば
65歳以上の約8%、85歳以上の4人に1人の割合で認知症がみられる現代、認知症について正しい理解を深め、早期から予防を行うことは、豊かな老後を送るための必須条件です。
「食生活の改善」や「適度な運動」など、認知症の予防にむけて、心身ともに健康な生活を心がけましょう。

出張医療講座は、循環器系疾患の専門医をはじめとして、看護師、薬剤師、栄養士など各分野の専門家が担当いたします。循環器系疾患に関する知識を身につけ、予防・治療の参考にしてください。


2.21(土) Slender Club Japan 9th meeting Live Demonstration in Kanazawa

Slender Club Japan研究会主催で、平成21年2月21日に金沢循環器病院において“Slender Club Japan 9th meeting Live Demonstration in Kanazawa”を開催させて頂きました。このSlender Club Japan研究会は最近広く行われている心臓カテーテル検査・治療に細径カテーテルを使用することで患者さんへの低侵襲性及び安全性を向上させ、更には循環器分野における医学全体の進歩に貢献する目的で設立されました。

全国各地ですでに計8回の学術集会を開催し、今回は第9回目でした。当日は、現在日本のみならず世界の第一線でご活躍されている先生方によるライブデモンストレーション(実際の治療の手技を生中継する)の形で行いました。


2月の行事食(2月14日 バレンタインデー)

手作りロールケーキとチョコプリンにフルーツを添えたデザートです。
レストランで戴いているような雰囲気を味わっていただくために食器とトッピングに工夫をしてみました。


1月

1.26(月) 第26回金沢循環器病院 病診連携勉強会

今回は腫脹肢の診断と治療に関する勉強会を開催しました。

「腫脹肢の診断と治療について -リンパ浮腫を中心に- 」

講師:上山 武史


1.24 日本核医学技術学会 第70回北陸地方会 北陸核医学技術セミナー

第11回New Clear Technologyカンファレンス 演題発表

「心臓再同期療法(CRT)のおけるcardioGARFの使用経験」
金沢PET画像診断センター 竹中 健

近年開発された心臓再同期療法(CRT)は、心電図上QRS幅延長(≧130msec)を示す重症心不全患者において、心機能および臨床症状、さらに生命予後の改善をもたらす心不全治療の新しい選択肢として注目されている。

その一方で、CRTを受けた患者のうち、およそ30%が心不全改善の得られないnon-responderとして存在することが知られてきた。CRTは侵襲的かつ高価な治療であるため、比較的高率で見られるnon-responderの発生は、今後早期に解決すべき課題である。

non-responder発生の一因として、QRS幅を用いた患者選択が指摘されている。幅広いQRSはCRTの治療標的である左室の機械的同期不全を間接的に反映する可能性があるものの、QRS幅と機械的同期不全の程度に必ずしも相関が無いことが近年明らかとなってきた。そのためCRTを考慮するにあたっては、画像診断によって左室の機械的同期不全を直接評価することの重要性が認知されてきている。

QRS幅に代わる左室の機械的同期不全の画像診断法として心エコーをはじめ、核医学やMRI、MDCTにおいても検討されており、多くの報告はあるものの未だ標準化されていないのが現状である。

今回、我々はCRT施行患者に心電図同期SPECT解析プログラムcardioGRAFを用いて、左室の機械的同期不全を評価する機会を得たので報告した。本プログラムは得られるデータの客観性、再現性に優れており、また心筋viabilityを同時に評価できるなど利点も多い。今後も症例を重ね、CRT効果予測のための機械的同期不全評価法としてのcardioGRAFの可能性を検討していきたい。


1.23(金) 臓器提供に関する職員研修会を開催

ドナーカードや生前遺言を尊重するためには、先ず当院職員が臓器移植に関する医療知識を習得し、更に関係する法律、倫理に関する知識を得ることが必要です。その結果、医療の質の向上にも貢献できると認識しています。
以下研修会の内容です。

「日本の移植事情と医療者の役割」

山口 裕美子 氏 (石川県臓器移植コーディネーター)

「摘出医からみた提供施設」

森山 学 氏 (金沢医科大学病院移植コーディネーター・泌尿器科・講師・医局長)


1.15(木)病院機能評価(Ver.5)認定

(財)日本医療機能評価機構による病院機能評価(Ver.5)を受審し、認定されました。
今回の認定取得を新たなスタートと考え、職員一丸となって医療に対する信頼の向上に努めていきます。


1.5(月)新年互礼会

1月5日、講義室にて新年互礼会が行われました。

小市理事長と名村院長が年頭の挨拶を行い、昨今の厳しい環境下において、当院ではこれまで取り組んできたBSC、QC、各種委員会の活動を更に充実させ、健全な病院運営に繋がるべく、職員への理解を求めました。また、職員も一丸となり、地域に貢献できるよう努力していくことを誓いました。


わたしたちの取り組み