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当院について

診療実績

クリニカルインディケーター

クリニカルインディケーターとは、医療の質を定量的に評価する指標のことで、医療の過程や結果から課題や改善点を見つけ出し、医療の質の向上を目的とするものです。
Ⅰ 病院全体の指標
Ⅱ 予防と安全にかかわる指標
Ⅲ 診療プロセスとアウトカムにかかわる指標
Ⅳ 診療実績
Ⅰ 病院全体の指標
1 紹介率
2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度
38.3% 37.9% 34.7% 37.3% 36.3%

項目

紹介率とは、初診患者に対し、他の医療機関から紹介されて来院した患者様の割合です。

定義・計算式

紹介患者数/初診患者数

コメント

循環器専門病院として、地域の他医療機関と連携し紹介患者さまの診察にあたっています。さらなる地域医療機関との病診連携の強化に努めていきたいと思います。

2 逆紹介率
2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度
65.1% 63.1% 60.4% 62.9% 61.9%

項目

逆紹介率とは、初診患者に対し、他の医療機関へ紹介した患者様の割合です。

定義・計算式

逆紹介患者数/初診患者数

コメント

当院が、地域の他医療機関と連携している度合いを示す一つの指標となります。さらなる地域医療機関との病診連携の強化に努めていきたいと思います。

3 病床利用率(一般病床)
2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度
75.8% 73.7% 81.5% 76.5% 83.7%

項目

当院の一般病床がどの程度、効率的に稼動しているかを示す指標です。

定義・計算式

入院延べ患者数/病床数×年間入院診療実日数

コメント

急性期の専門的な治療だけではなく、在宅復帰に向けた医療や支援を行うための病床「地域包括ケア病床」など、患者さまのニーズに合わせた医療を行いつつ入退院を管理することで病床利用率を高めていきます。

4 病床利用率(療養病床)
2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度
94.7% 90.5% 94.3% 97.5% 91.6%

項目

当院の療養病床がどの程度、効率的に稼働しているかを示す指標です。100%に近いほど、空き病床が無い状態で運用されています。

定義・計算式

入院延べ患者数/病床数×年間入院診療実日数

コメント

長期にわたり療養の必要な患者さまが入院する病床です。急性期の病床と医療療養病床を併せ持つ当院のような病院においては、両病床の病床利用率は大きく異なります。

5 平均在院日数(一般病床)
2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度
9.5 9.9 10.5 9.4 10.7

項目

一般病床に入院された、一人ひとりの患者様が何日間入院しているかを示す指標です。

定義・計算式

年(月)間在院患者延べ数/【1/2×[年(月)間新入院患者数+年(月)間退院患者数]】

コメント

患者さまの重症度や疾病によって入院日数に違いがありますので、単純に比較することはできません。医療の質の保証と効率化が高いレベルで達成されるほど、平均在院日数は短縮するとされています。今後も患者さまにとって最適な医療を提供してまいります。

6 平均在院日数(療養病床)
2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度
663.8 664.6 627.6 662.4 557.4

項目

療養病床に入院された、一人ひとりの患者様が何日間入院しているかを示す指標です。

定義・計算式

年(月)間在院患者延べ数/【1/2×[年(月)間新入院患者数+年(月)間退院患者数]】

コメント

長期にわたり療養の必要な患者さまが入院する病床です。急性期の病床と医療療養病床を併せ持つ当院のような病院においては、両病床の平均在院日数は大きく異なります。

7 外来入院患者比率
2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度
70.3% 76.3% 88.4% 75.6% 93.6%

項目

一日あたりの外来患者数と入院患者数に対する割合を示す指標です。

定義・計算式

一日平均外来患者数/一日平均入院患者数(在院患者数)

コメント

専門特化した高度医療を追求する病院では、入院重視の傾向になるとされています。

8 外来患者数
2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度
39775 39095 39645 40340 42313

項目

当院の外来に受診された患者様の延べ数です。

定義・計算式

外来患者延べ数

コメント

2017年10月30日より末期腎不全患者さまに対して安定した血液浄化療法を提供する「血液浄化センター」を開設しました。またSAS(睡眠時無呼吸症候群)外来等の専門性を活かした医療の提供による患者数の増加が考えられます。

9 入院患者数
2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度
73684 66773 59560 59057 59092

項目

当院に入院された患者様の延べ数です。

定義・計算式

入院患者延べ数

コメント

高度な循環器専門医療から高齢者慢性期医療にいたるまで「患者さま」に寄り添った医療を提供しております。退院後のフォローにも適切に対応しております。また、心不全治療・緩和ケアについても積極的に取り組んでいます。

10 救急患者状況
2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度
84.1% 82.9% 80.6% 73.8% 76.5%

項目

当院は二次救急医療機関の指定を受けており365日24時間の受入体制を整えております。救急車の搬入状況から入院に至った件数を把握しております。

定義・計算式

救急車で来院し入院となった件数/救急車の搬入件数

コメント

救命救急医療は当院の最重点医療のひとつです。受入体制を整え、お断り件数0件を目標に救急医療に力を注いでいます。

Ⅱ 予防と安全にかかわる指標
1 入院患者の転倒転落による損傷発生率(レベル3以上)
2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度
0.0203% 0.0179% 0.0369% 0.0677% 0.0169%

項目

転落事例は、当院のインシデント・アクシデント報告に関するガイドラインに基づき、すべて報告され把握しています。

定義・計算式

報告のうちレベル3以上の件数/入院延患者数

コメント

当院では、毎月の集計を医療安全管理委員会で報告し、情報は共有するシステムです。転倒予防のため転倒センサー設置などの対策を全病棟で実施、その効果を評価しています。

当院のインシデント・アクシデント事故レベル

インシデント
レベル
レベル0 問題が発生したが患者には実施されなかった場合
レベル1 患者へ実害がなかったが、何らかの影響を与えた可能性がある場合
レベル2 患者への観察の強化とバイタルサインに変化が生じた場合
レベル3a 簡単な処置や治療(消毒、湿布、皮膚の縫合、鎮痛剤の投与等)が生じた場合
アクシデント
レベル
レベル3b 濃厚な処置や治療(バイタルサイン高度変化、人工呼吸器の装着、手術、骨折、入院延長等)が生じた場合
レベル4a 永続的な障害や後遺症が残ったが、有意な機能障害や美容上の問題は伴わない場合
レベル4b 永続的な障害や後遺症が残り、有意な障害や美容上の問題を伴う場合
レベル5 事故が死因となった場合

(心臓血管センター金沢循環器病院 安全管理委員会規定による)

2 インシデントアクシデントレベル別報告件数
  2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度
レベル0 22 54 53 43 78
レベル1 173 284 211 368 471
レベル2 37 37 30 19 21
レベル3a 68 85 109 71 97
レベル3b 6 2 3 2 3
レベル4a 0 0 0 0 0
レベル4b 0 0 0 0 0
レベル5 0 0 0 0 0
合計 306 462 406 503 670

2017年度報告件数

年度別報告件数

コメント

昨年度のアクシデント(レベル3b以上)は0.4%であり、重大な医療事故は発生しませんでした。

3 インシデントアクシデント表題別報告件数
表題(項目) 2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度
与薬(注射・輸液) 53 55 44 43 73
与薬(内服・外用) 42 76 65 79 102
ラインチューブトラブル 58 71 69 70 88
皮膚損傷 12 24 37 56 70
転倒・転落 69 73 58 77 106
経管栄養 6 15 8 17 14
検査 22 35 30 70 67
連絡・コミュニケーション 11 22 18 15 19
指示情報 2 9 3 12 14
処置・治療 17 31 29 43 48
手術 2 6 1 0 11
患者誤認
(2017年度より追加)
- - - - 34
その他 12 45 44 21 24
合計 306 462 406 503 670

2017年度報告件数

年度別報告件数

コメント

上位は、転倒・転落、内服、 ラインチューブトラブルの報告がありました。

4 インシデントアクシデント部署別報告件数

2017年度分より 放射線部にPET、リハビリに心リハをまとめ、看護部も一部まとめてあります。

報告部署 2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度
看護部合計 257 384 334 412 542
検査部 4 7 11 10 18
薬剤部 15 17 8 11 24
放射線部 13 13 18 27 25
PET室 0 0 1 0 -
リハビリテーション部 4 10 4 2 6
心臓リハビリテーション室 1 1 0 0 -
栄養部 3 10 7 10 5
臨床工学部 8 17 18 28 41
医師 1 0 0 2 4
その他(事務部等) 0 3 5 1 5
合計 306 462 406 503 670

2017年度報告件数

年度別報告件数

コメント

患者さまに直接関わる職種の報告件数が、8割を占める結果となっています。

5 手術部位感染(SSI)発生率
2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度
0.62% 0.78% 1.20% 0.00% 1.16%

項目

全手術件数(デバイス植え込み含む)に対するSSIの発生率です。

定義・計算式

SSI定義・分類による該当件数/手術件数
手術後、創部からの排膿を認める、菌が検出される、外科医がSSIと判断したものを定義とする。

コメント

高齢者が増加することによりハイリスク症例も増加し、SSI発生頻度も高くなってきてると分析します。引き続き、外科医とICNを中心にSSI対策に取り組んでいきます。

6 褥瘡推定発生率
2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度
1.61% 1.00% 0.90% 0.58% 0.52%

項目

月1回開催される褥瘡対策委員会にて、全病棟の褥瘡発生者を報告、集計しています。

定義・計算式

褥瘡保有者(持ち込み除く)/入院患者数(ある一日)

コメント

褥瘡発生者は、毎月1回の委員会で把握しています。発生した褥瘡に対しては、皮膚・排泄ケア認定看護師がタイムリーに各病棟の褥瘡対策委員などのコンサルテーションに応じ、早期治癒に向けて適切な処置を検討、実施しています。毎年、褥瘡推定発生率は減少しており、昨年度はさらに0.06%減となりました。

Ⅲ 診療プロセスとアウトカムにかかわる指標
1 心大血管手術後30日以内死亡率
2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度
2.6% 2.7% 0.0% 0.9% 4.2%

項目

心大血管手術とは虚血性心疾患、弁膜症、胸部大血管、その他心疾患・開心術、先天性心疾患に対する手術としています。

定義・計算式

術後30日以内での死亡件数/心大血管手術件数

コメント

心大血管手術は、緊急、準緊急手術の割合が高く、また持病があったり高齢患者さまの割合も高いため、周術期の死亡率を低下させることは困難です。緊急手術は時間との戦いであり、そのため当院ではいかに早く手術が開始できるかを常に念頭においています。ハイブリッド手術室の稼動に伴い私たちはさらなる治療法の進歩を目指しております。

2 心大血管手術入院死亡率
2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度
2.6% 4.5% 0.0% 1.9% 5.6%

項目

心大血管手術とは虚血性心疾患、弁膜症、胸部大血管、その他心疾患・開心術、先天性心疾患に対する手術としています。

定義・計算式

退院前の院内死亡件数/心大血管手術件数

コメント

心大血管手術を受けられる患者さまは、慢性透析であったり、糖尿病、脳梗塞の既往等といった他に重大な病気を合併していることが多く、また術後の活動性の低下によりなかなか元の生活に戻れないことも多々ありました。当院では術後翌日から離床、リハビリの早期開始また、新設された血液浄化センターとの協力により患者さまの活動性の維持、術後合併症の防止に努めています。

3 心大血管手術後72時間以内の再手術率
2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度
1.3% 1.8% 2.0% 0.0% 2.5%

項目

心大血管手術とは虚血性心疾患、弁膜症、胸部大血管、その他心疾患・開心術、先天性心疾患に対する手術としています。

定義・計算式

手術終了時間から72時間以内に実施した予期せぬ手術件数/心大血管手術件数

コメント

心大血管手術を受けられる患者さまは、以前より心血管系の治療を受けておられる患者さまが多く、そのほとんどが抗凝固剤という血液を固まりにくくする薬を内服されています。そのため手術中は血液が止まりにくい状況での手術となり、術後しばらくして出血が増大してくることがあります。出血量の増大は患者さまへの負担もかかるため、そのような場合には再手術を行い止血する必要があります。当院では、2%~3%前後にこのようなことがみられています。

4 心大血管手術退院後2週間以内の再入院率
2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度
0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0%

項目

心大血管手術とは虚血性心疾患、弁膜症、胸部大血管、その他心疾患・開心術、先天性心疾患に対する手術としています。

定義・計算式

同一疾患で退院後、2週間以内に予期せぬ再入院をした件数/心大血管手術件数

コメント

当科の方針として、術後患者さまが安定した状態ですぐに日常生活に戻れ、元の生活が送れる自信がついた状況となった時点で退院していただいています。そのため退院後すぐ調子が悪くなって再入院されることはほとんどありません。確実な手術、確実な創治癒に心がけています。術後の心臓機能は術前より改善しており、元の生活よりワンランク上の生活が可能となります。

5 退院後6週間以内の救急医療入院率
2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度
1.4% 1.2% 1.1% 1.2% 1.3%

項目

一般的な急性期病院での平均的数字は5%前後です。当院では1%程度と非常に低い数字を維持しています。

定義・計算式

退院後6週間以内の緊急医療入院患者数/退院患者数

コメント

一般的な急性期病院での平均的数字は5%前後です。当院では1%程度と非常に低い数字を維持しています。

6 急性心筋梗塞入院死亡率(重症度A)
2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度
9.1% 4.0% 5.4% 0.0% 0.0%

項目

急性心筋梗塞で入院した患者さんで、心肺補助を必要としなかった場合の入院中の死亡率です。

定義・計算式

対象:急性心筋梗塞(AMI)の診断で入院した患者、入院死亡-退院前の院内での死亡、重症度A-大動脈バルーンパンピング法および経皮的心肺補助法(-)

コメント

元々、5%前後と低い数字でしたが、0%を目指してさまざまな取り組みを行った結果、この2年間は0%を達成しています。

7 急性心筋梗塞入院死亡率(重症度B)
2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度
33.3% 28.6% 0.0% 0.0% 0.04%

項目

心肺補助を必要とした重症急性心筋梗塞の場合の入院中の死亡率です。

定義・計算式

対象:急性心筋梗塞(AMI)の診断で入院した患者、入院死亡-退院前の院内での死亡、重症度B-大動脈バルーンパンピング法および経皮的心肺補助法(+)

コメント

重症の急性心筋梗塞で入院した患者さまの死亡率は、この3年間は連続して低い数値を維持しています。

8 急性心筋梗塞Door To Balloon時間〈90min率〉
2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度
72.0% 89.8% 88.0% 98.0% 93.5%

項目

急性心筋梗塞に対する再灌流療法を早期に行うことは、生命予後の改善に重要です。病院到着(door)からカテーテルによる再灌流治療(balloon)を行なうまでの時間は、door-to-balloon時間(DTB)として、その施設での急性心筋梗塞治療の質を表す指標として重要視されています。このDTB時間が90分以内であれば、質の高い治療を行っていると評価されます。

定義・計算式

急性心筋梗塞患者(AMI)の診断で入院した患者のうち、入院~再灌流までの時間が90分以内を達成した症例数/AMIの診断で入院した患者の症例数

コメント

当院では、AMIの診断がつけば速やかに心臓カテーテル検査を行い、ステント留置術を中心とした再灌流療法を施行しています。DTBを規定する要因としては、医師の診断および治療技術の能力だけではなく、救急外来での速やかな処置、放射線技師、臨床工学技士、看護師の能力など多岐にわたる因子が関与しています。この2年間DTB<90分達成率が90%以上と非常に高い率で速やかな治療が行われています。

9 急性心筋梗塞再灌流成功率
2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度
97.0% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0%

項目

急性心筋梗塞患者(AMI)+ 不安定狭心症(UAP)再灌流成功率

定義・計算式

再灌流成功症例数/AMI+UAPの症例数

コメント

最近4年間は連続して、PCIによる再灌流成功率100%を達成しています。

10 急性心筋梗塞再灌流成功例院内死亡率
2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度
12.0% 6.8% 4.7% 0.0% 0.04%

項目

急性心筋梗塞(AMI)の診断で入院し、再灌流に成功した患者の退院前の院内での死亡率

定義・計算式

急性心筋梗塞患者(AMI)の診断で入院し、再灌流に成功した患者の退院前の院内での死亡症例数/AMIの診断で入院し再灌流に成功した症例数

コメント

PCIによる再灌流治療成功例での院内死亡率は、ここ数年で大幅に改善してきています。

11 待機的PCI後24時間以内死亡率
2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度
1.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0%

項目

待機的PCI(経皮的冠動脈インターベンション=カテーテル治療)施行患者の24時間以内死亡率

定義・計算式

24時間以内に死亡した症例数/待機的PCI施行患者症例数

コメント

待機的なPCIでも元々重症の患者さまでは、急変する可能性もあります。最近の4年間は24時間以内の死亡率0%を達成しています。

12 PCI後急性ステント血栓症発生率
2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度
0.0% 0.4% 0.0% 0.0% 0.002%

項目

PCI後24時間以内の急性ステント血栓症発生率

定義・計算式

PCI後24時間以内に急性ステント血栓症を発生した症例数/年間PCI症例数

コメント

PCIにより冠動脈ステントを留置した後、ステント内に血栓が発生し急性閉塞を生じることがあります。抗血小板療法や、ステントの十分な開大により近年は24時間以内にステント血栓症が発生することは極めてまれになりました。

13 PCI後亜急性ステント血栓症発生率
2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度
0.2% 0.0% 0.2% 0.2% 0.002%

項目

PCI後30日以内のステント血栓症発生率

定義・計算式

PCI後30日以内にステント血栓症を発生した症例数/年間PCI症例数

コメント

ステント留置後1ケ月以内に発生するステント血栓症も極めてまれとなっています。

14 PCI後晩期ステント血栓症発生率
2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度
0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0%

項目

PCI後31日~365日以内のステント血栓症発生率

定義・計算式

PCI後31日~365日以内にステント血栓症を発生した症例数/年間PCI症例数

コメント

ステント留置後1ケ月以上経過して生じる晩期ステント血栓症はここ5年間認められていません。

15 PCI後超晩期ステント血栓症発生率
2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度
0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.002%

項目

PCI後1年以降のステント血栓症発生率

定義・計算式

PCI後1年以降のステント血栓症を発生した症例数/年間PCI症例数

コメント

ステント留置後1年以上経過して生じる超晩期ステント血栓症は極めてまれとなっています。

Ⅳ 診療実績
1 緊急PCI総件数(患者単位)
2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度
75 84 74 72 64

項目

急性心筋梗塞や不安定狭心症など緊急でカテーテル治療を行った件数です。

定義・計算式

年間の実施件数

コメント

最近は緊急症例数の減少傾向がみられます。これは内科的薬物治療や生活指導が徹底されてきている結果と考えられます。

2 待機的PCI総件数(患者単位)
2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度
494 459 477 403 403

項目

狭心症や心筋梗塞などで緊急でなく待機的にカテーテル治療を行った件数です。

定義・計算式

年間の実施件数

コメント

近年減少傾向にありますが、医学的な判断のもと適切な治療をこころがけている結果と考えられます。

3 末梢血管インターベンション件数(患者単位)
2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度
183 162 142 126 137

項目

下肢動脈、頚動脈、腎動脈など末梢血管に対するカテーテル治療の件数です。

定義・計算式

年間の実施件数

コメント

近年減少傾向にありますが、医学的な判断のもと適切な治療をこころがけている結果と考えられます。

4 ペースメーカー植え込み件数(新規)
2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度
60 40 43 37 37

項目

徐脈性不整脈に対する新規のペースメーカー植え込みの件数です。

定義・計算式

年間の実施件数

5 ICD植え込み件数(新規)
2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度
1 4 4 4 6

項目

致死的頻脈性不整脈に対するICD(植込型除細動器)植え込み件数です。

定義・計算式

年間の実施件数

6 カテーテルアブレーション件数
2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度
123 79 96 109 107

項目

頻脈性不整脈に対するカテーテル治療の件数です。

定義・計算式

年間の実施件数

7 CRT・CRT- D件数
2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度
8 6 5 0 8

項目

心不全に対するペースメーカーによる心臓再同期療法の件数です。

定義・計算式

年間の実施件数

8 冠動脈造影検査件数(PCIは含めない)
2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度
1070 963 975 960 946

項目

診断を目的とした冠動脈カテーテル検査件数です。

定義・計算式

年間の実施件数

コメント

CT検査による冠動脈評価が可能となり、ここ数年は減少傾向にあります。

9 経胸壁心エコー件数
2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度
4544 4571 5250 5460 5964

項目

体表面(左胸)に、探触子(超音波)をあてて、心臓の様子を観察する検査です。心臓の大きさ・壁の厚さ・動きや弁の変性・弁逆流を観察・測定します。

定義・計算式

年間の実施件数

コメント

心臓の動きや心臓の壁の厚さ・心腔の大きさ、弁の逆流などを超音波を用いて調べる検査です。初めての患者さま、経過観察で検査が必要な患者さまの増加に伴い、近年は件数が増えています。現在、3台の超音波検査装置で実施していますが、臨床に有益な報告と患者さまの待ち時間短縮に努めています。

10 ABI検査件数
2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度
1996 2116 2344 2113 2441

項目

上腕と足首の血圧を測定し、動脈硬化の程度や血管年齢を調べる検査です。上腕と足首の血圧の比から、足の動脈に狭窄の有無を調べます。

定義・計算式

年間の実施件数

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上肢と下肢の血圧を同時に測定することで、下肢血管に狭窄・閉塞が無いか調べる検査です。下肢の異常を簡便検出することができます。

11 血管エコー件数
2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度
2908 2950 3671 4242 4313

項目

体表面に、探触子(超音波)をあてて、血管(動脈・静脈)の様子を観察する検査です。頚動脈・腹部動脈・下肢動静脈などの病変を超音波で検査します。

定義・計算式

年間の実施件数

コメント

頚動脈、腹部動脈、腎動脈、下肢動脈および静脈に血管拡張や狭窄・閉塞が無いか調べる検査です。高血圧や動脈硬化を伴う患者さま、血管治療後の経過観察で検査の必要な患者さまの増加に伴い、近年は件数が増えています。現在、3台の超音波検査装置で実施していますが、臨床に有益な報告と患者さまの待ち時間短縮に努めています。

12 核医学検査件数
2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度
846 999 1258 1398 1443

項目

核医学検査の実施件数です。

定義・計算式

年間の実施件数

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検査数の90%以上を心臓核医学検査が占めています。1台のガンマカメラで、常に質の高い画像情報を提供出来るよう、装置の精度管理、検査手技の向上、多職種との連携に努めています。検査における患者さまの負担や不安を少しでも取り除くことが出来るよう、スタッフ全員が心掛けております。他医療機関様からの検査ご依頼も迅速に対応させて頂きます。

13 CT検査件数
2014年度 2015年度 2016年度 2017年度
3011 3196 4766 4551

項目

CT検査の実施件数です。

定義・計算式

年間の実施件数

コメント

1台のCT装置で、予定外の検査も迅速に行い、常に質の高い画像情報を提供出来るよう、装置の精度管理、検査手技の向上、多職種との連携に努めています。検査における患者さまの負担や不安を少しでも取り除くことが出来るよう、スタッフ全員が心掛けております。 他医療機関様からの検査ご依頼も迅速に対応させて頂きます。

14 冠動脈CT検査件数
2014年度 2015年度 2016年度 2017年度
1145 1328 1449 1279

項目

冠動脈CT検査の実施件数です。

定義・計算式

年間の実施件数

コメント

冠動脈を非侵襲的に評価するのが冠動脈CTです。患者さまの負担の少ないこの検査をより迅速に行い、常に質の高い画像情報を提供出来るよう、装置の精度管理、検査手技の向上、多職種との連携に努めています。検査における患者さまの負担や不安を少しでも取り除くことが出来るよう、スタッフ全員が心掛けております。他医療機関様からの検査ご依頼も迅速に対応させて頂きます。

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